問題を解決すべき目標に変える

 2014-12-28
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犬も1歳前後になると、
「仔犬の時はちっとも吠えなかったに、
 犬を見ると吠えるようになった・・」とか、
「今までは誰とでも遊べたのに、
 最近は遊べる犬と遊べない犬ができるようになった・・」
など、社会性の問題が出てきたり、
「今までは何でも食べたのに、最近、偏食になった・・」とか、
「最近、飼い主の言う事に対して聞こえないフリをするようになった・・」
と言う風に家庭内での関係性の問題など、
今までにはしなかったような行動の問題を起こすようになる事は多いです。

そうなると、ついつい、周りの犬と比べて
「ウチの子は反抗的で問題犬なのでは?」と
不安になってしまうかもしれませんが、
そう言う事は成長の過程において当然のように起こるべき事・・
逆に「こんな事もできるようになった!」と、
自分の犬の成長を喜ぶぐらいの余裕を持ってあげる方が良いそうです。

犬も生まれた時は小さく、弱々しくて自分では何もできませんが、
少しずつ身体が成長するごとに色々な事ができるようになる・・
それと同じように、心もまた、年齢を重ねるごとに少しずつ成長し、
色々な事を理解し、考えられるようになるのだそうです。

「色々な行動の問題が起こせるぐらい心が発達した」と言う事は、
逆に言うと
「きちんと教えてあげれば
 飼い主さんの言う事をきちんと理解できるようになった!」と言う事・・
叱られても「怖い」と思うだけで、
叱られた意味を理解できなかった仔犬の頃と比べると、
逆に「教えやすい」と言えると思います(^^)

ただ、その前の段階として、
犬と飼い主さんの関係性が大切です。

犬が最初に信頼をおくのは、
自分のお世話をしてくれる飼い主さん・・
この時に愛情を込めて育てられているかどうか?
飼い主さんの事を信頼できているかどうか?が、
その後、社会に出た時に
周りの人間や犬に対して「どう思うか?」
社会を楽しい場所と感じるか?
不安が一杯の場所?と感じるか?
と言う部分にまで
影響を与える事はあると思いますので注意が必要です。

実際、1歳前後の大切な時期に
行動の問題だけをどうにかしようとして厳しい服従訓練を続けた結果、
飼い主さんとの信頼関係が失われ・・
結果として、社会に対しても不信感を抱いてしまい、
不安からちょっとした事で吠えるようになってしまう・・
と言う事は多いです。

でも、だからと言って、
なんでもかんでも犬の言う事を聞いてあげ、
犬の欲求を満足させ続ければ良いか?と言うと、
それでは、いつか、「それが当たり前」になってしまいますし、
犬が本当に欲しいのは、
困った時、不安になった時に「どうしたら良いか?」と言う方法・・
答えだと思いますので、
一日中、犬と一緒に居てあげる・・と言うだけではなく、
短い時間で良いので、一緒に遊んであげ、
色々な事を教え、自分で判断し、解決できる力を与えてあげるようにする・・
愛情の「量」では無く「質」の部分を考えてあげる事で犬の心に自信が育ち、
明るくて落ち着いた犬になって行くと思いますし、
飼い主さんも犬と一緒に「どうしたら良いか?」を考えてあげるようにする事で、
「問題」ではなく、犬と一緒に解決して行く
「目標」へと変わって行ってくれるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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