可哀想とは?

 2014-12-03
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犬にストレスがかかっていると思うと、
すぐに「可哀想」と言って助けてしまう・・
抱き上げてしまう・・と言う飼い主さんは多いです。

でも、「可哀想」と言う気持ちの中に、
「自分が助けてあげなければ、犬は一人で問題を解決する事はできない」とか
「自分で考えて、困難を克服する事はできない」と言う気持ち・・
無意識に「できるわけがない」と思ってしまっている部分があると、
見守る事ができずについ、手や口を出してしまう・・
過干渉になってしまう事もありますので注意が必要です。

人間もそうですが、
親から「お前は可哀想な子だ」と言われたり、
「親の助けがないと何もできない人間だ」
と思われてしまうのはとても辛いと思いますし、
そんな風に同情されて「可哀想」と言われても、
落ち込むだけで、前向きな気持ちにはなれないと思います。

勿論、だからと言って、犬が困っていても助けない・・・
「犬も自分が困ればなんとかするだろう?」とか、
「間違いや失敗をしてヒドイ目にあえば、
 次は間違いや失敗をしないように考えるだろう?」と、
自業自得方式で放任し、
あらかじめ正解を教えてあげたり、
ヒントもサポートも与えないとしたら、
それは、ちょっと違うのではないかと思います。

「犬のしつけ」には色々な考え方がありますが、
犬が自分で考え、判断し、
正解の行動ができるように協力して行く事ではないかと思いますので、
最初は抱き上げて助けてあげても良いけれど、
いつまでも、そればかりを続けていてはダメで、
犬の理解度や成長の度合いによって、
サポートの内容を変えて行く必要はあると思います。

犬を見ると、吠えたり、逃げたりしようとしてしまう・・
それでも、そうした経験を続けて行くうちに
少しずつ、犬同士の付き合い方を学んで行くものですので、
飼い主さんがすぐに「可哀想」と助けてしまうと、
犬同士のコミュニケーションの機会を失ってしまう・・・
コミュニケーションのスキルを学ぶ事ができず、
そもそも、他の犬と「仲良くしなければ」と言う
必要性を犬は感じる事ができない為、
犬と仲良くなろうと思わない・・
だから、いつまでも、犬と仲良くなれない・・
と言う事もありますので、
目の前の「可哀想」に捕らわれる前に
その子にとって、本当は何が一番、必要なのか?
と言う所から考えてあげるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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