犬の「目的」を見極め、どう育てるか?を考えて行く

 2014-10-16
01IMG_20141014_161046.jpg

「アドラー心理学」では「問題の原因」を追求するよりも、
「これからについて」に焦点を当てる事
を重視するそうですが、
それは犬を育てる時にも同じ事が言えると思います。

勿論、「どうしてできないのか?」とか
「なぜ、できなくなったのか?」と言う部分を思い返す事で
同じ過ちを行わないようにする事も大切ですが、
だからと言って、理想と現状の犬の姿を比べて、
「ダメな所」や「まだ、できない部分」ばかりを見てしまったり、
「そう言う犬種だから」とか「家族が甘やかすから」と、
「できない理由」や誰が悪いと言う「悪者探し」ばかりをしても、
良い解決策が出て来ない事は多いと思います。

ですから
「どうしてダメなのか?」と言う方向ではなく
「どうしたら良くなるのか?」という方向で考えてみる・・

理想と現実の差を気にして「こうあるべき」が強くなり過ぎると
犬のできない部分ばかりが目に入ってイライラしてしまう事もありますので、
まずは「できない部分」に目をつぶって、
「できている部分」を伸ばして行くのが良いと思います。

いつもは吠えている犬だって吠えていない瞬間はあると思いますから、
そうした「吠えずにいられた瞬間」を見逃さずに褒めるようにする・・
瞬間を見逃さずにきちんと褒めて伸ばして行く事で
吠えずに居られる回数や時間が延びて行くと思いますし、
「できない部分」ではなく「上手にできた部分」を探すようにする事で
飼い主さんの中に「自分の犬はできる」と言う自信が生まれてくると思います。

でも「どうしたら犬が良くなるのか?と言う部分が分からない・・」
と言う飼い主さんも多いと思いますが、
人間だけではなく犬もその行動には「目的」があると思いますので、
犬の「目的」を考えてみる・・

例えば、「犬が吠える」と言う行動だけを見て、
飼い主さんが一生懸命に犬を叱っていたとします・・・
しかし、犬の「目的」が「飼い主さんの気を引く為」だったらどうでしょう?
その場合、「飼い主さんが犬を叱る」と言うのは
犬の目的を達成させてしまう行為になってしまうと思います。

人間の子供も親が弟や妹ばかり気にかけたり可愛がると、
幼い兄や姉は親の気持ちを自分に向ける為、わざと悪い事をしたり、
今までできていた事をしなくなる・・と言う事もあるそうですが、
それと同じで「叱られる為」に叱られるような行動をする犬も居ますので、
犬の「目的」をきちんと考えてあげる事が、
「どうしたら良くなるか?」と言う事につながって行くと思います。

ただし、犬の目的はその犬によって違う為、
「こうすれば良い」と言う絶対の方法はありません。

ですから、犬の表情や行動を見て、
犬の「目的」を見極めてあげる事が
「どうしたら良くなるのか?」への近道ではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫