「自分は正しくて相手は悪い」に気をつける

 2014-10-06
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「犬のしつけ」と言うと、
飼い主さんが犬と一緒に何かをする事・・
そうした「過程」とか「コミュニケーション」が大切だと思うのですが、
どうしても「何かをさせる」とか「何かを覚えさせる」など、
行動や知識を記憶させる事・・
また、そうした事を「できる」か「できないか」と言う
「結果」にこだわってしまう飼い主さんも多いのではないかと思います。

そうした事は成績と言う「結果」のみを重視した
「学校教育」の弊害ではないかと思います。
学校ではテストの成績やスポーツの勝敗のみで優劣が判断され、
「努力」や「過程」が評価される事はありません・・
勿論、過程があるからこそ結果につながるのだとは思いますが、
学校教育の影響からか飼い主さんが犬に対しても「結果」を求め過ぎてしまい、
最初から完璧を求めて小さなミスも許さないとしたら、
犬は叱られてばかりになってしまう為、やる気も聴く気も失い、
飼い主さんが完璧を求めれば求めるほど完璧からは遠ざかって行く・・
と言う事も多いのではないかと思います。

そんな風に飼い主さんが「こうするべき」とか
「こうでなけば」と言う先入観や固定観念が強いと
「コミュニケーション」が一方通行になってしまいがちになる為、
犬は「聞くフリをして聞いていない」とか、
「怖いから仕方なく言う事を聞く」とか、、「
「猛烈な勢いで反発する」など、
犬が主体的に考えたり行動する事が段々と減り、
言わなければやらない・・とか
怒られてようやく動く・・
と言う犬になってしまう事は多いみたいです。

しかし、こうした事も飼い主さんの目線で見てみると、
全く正反対の事として映っている事は多いようで、
「犬が嫌がっても
 しっかりと教えてあげる事が犬の為」と思っていたり、
「指示や命令をしてあげないと犬はできない・・・
 分からないのだからしっかりと教えてあげない・・」
と、100%犬の為・・
自分は正しい事をしていると信じてしまっている為、
犬が嫌がったりストレスサインを出していても、
自分の考えや行動を客観的に見る事ができなくなってしまう・・、
犬の嫌がる表情やストレスサインに気づかなかったり、
見ようとしなかったり、気づいていても
「犬の為」と頑張らせてしまう事は多いみたいです。

では、どうしてそうなってしまうのかと言いますと、
犬も飼い主さんもお互いに
「相手が悪くて自分が正しい」と思っている事は多く、
特に飼い主さんは犬との関係性において
自分の方が立場が上だと思っている事は多い為、
犬が間違っているのだから正解を教えてあげなければ・・
自分は正しいのだからいつかきっと犬も分かってくれるはず・・
と、犬の考えや気持ちへの配慮を忘れてしまうなど、
「しつけ」ではなく
「おしつけ」になってしまっている事もありますので注意が必要です。

そんな風に飼い主さんが「しつけ」をしようとした事で、
かえって犬の行動の問題が悪化してしまう事は多いですので、
なんでもかんでも、犬を思い通りに動かそうとしてしまっていないか?
高すぎる目標を犬に課してしまってはいないか?
と、犬への接し方を振り返ってみる事も大切だと思います。(^▼^)ノ
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