ドンドンと失敗させる

 2014-08-19
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犬を育てる時、
「そのままのあなたで良い」
「居てくれるだけで良い大切な存在」
と思う事は大切だと思いますが、
それが行き過ぎて
「自分の犬があいさつをしたがっているから」と、
相手の犬や飼い主さんの迷惑も考えずに自分の犬を近づけたり、
ノーリードが禁止されている場所でノーリードにしてしまう・・
としたら問題です。

飼い主さんがいくら「自分の犬を可愛い」と思っても、
他人はそうは思ってくれませんし、
自分の犬を好き勝手にさせる事を「自由に育てる事」と勘違いし、、
ルールや我慢など、
本来、教えなければならない事を教えていないとしたら、
その方がよっぽど、自分の犬を苦しめてしまう事に
なるのではないかと思います。

また、犬の行動の問題に対して
飼い主さんが責任を負うのは当然ですが、
犬の代わりに飼い主さんが怒られたり謝ったりしたからと言って、
犬が改心して行動を改善する事はありません・・

なぜなら、公共の場で吠えたり噛んだりしても、
困るのは飼い主さんであって犬は特に困らないから・・
だからこそ、犬が理解できるように
分かりやすく正解を教えてあげる事が大切だと思います。

また、
「失敗したら可哀想」とか
「失敗する事で犬が自信を失うのでは?」と心配し、
犬に「経験させない事」を選んでしまうのも
注意が必要だと思います。

人間の子供の場合も、
子供に困った事が起きても親がすぐに助けてしまう・・
親が先回りをして、子供が失敗をしないように助けてしまう・・
と言う事もあると思いますが、
そうして助けてあげれば、子供は何の苦労も心配もなく育つようでいて、
実際はすごく不自由で自信のない子になってしまう事は多いそうです。

それは何故か?と言うと、
親や周りの大人が助けてあげてばかりいる事で、
段々と悪い状況や結果になった時に
それを「自分自身の力で変える事ができる」とは
思えなくなってしまうから・・・
「問題解決能力」が育たないからだそうです。

そうして「問題を解決する能力」が育っていない事で、
「なるべく問題を起こさないように」と
行動を起こす事に対して臆病になり、
自分に自信を持つ事ができずに生き方が不自由になってしまう・・・

誰かが問題を解決してくれるのが当たり前だと思う為、
原因を考え、それを変える努力をする代わりに誰かを責める・・
また、そうして責めを受ける人が居る限り、
本人も考えを変えようとは
思わなくなってしまうそうですから注意が必要です。

しかし、「失敗をする事」はそんなに悪い事でしょうか?
犬も子供も未熟な存在なのですから
「失敗をして当たり前」だと思います。
もし、親や飼い主さんが失敗する事を極端に嫌がるとしたら、
それは、他人に自分の犬や子供が失敗する所を見られたくないから・・
失敗した所を見られる事で
親や飼い主である自分がバカにされたりするのが許せない・・
「子供の為」と言うよりも自分の見栄や世間体の為・・・
犬や子供が経験する機会よりも
自分の勝ち負けや劣等感の問題を一番に考えてしまっているとしたら、
それはちょっと違うのではないかと思います。

勿論、危険な事・・
怪我などをしないように助けてあげる必要はありますが、
それ以外の事はなるべく見守るようにして、
「原因と結果」を経験させてあげる事は大切だと思います。

「そのままのあなたで良い」とか
「居てくれるだけで良い大切な存在」と言うのは、
「何もしなくて良い」とか「努力しなくて良い」と言う事では無く、
「いくら失敗してもあなたの価値や魅力は失われないのだから
 ドンドンと失敗しなさい」
と言う意味だと思います。

特に若いうちはドンドンと失敗させる事が大切だそうですから、
黙って見守ってあげる事も必要な事ではないかと思います。(^▼^)ノ
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