上手く教える為には、教わる側の気持ちも考える

 2014-08-15
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ドッグトレーナーさんのブログを読むと、
昔はよく、

「どうして、飼い主さんに言ってもしつけの大切さをわかってくれないのか?」
「どうして飼い主さんは教えた通りにやってくれないのか?」
「自分と同じようにやってくれるだけで良いのにどうしてできないのか?」

ーと言うような愚痴や悩みが書かれている事が多かった気がします。

まぁ、自分もそう思っていた時期がありますから気持ちは分かりますが、
よく考えると、
トレーナーさんと飼い主さんとでは知識も経験もスキルも違いますし、
暮らしも環境も違う・・・
同じようにやりたくても仕事があったり子供が居たり、
夫や両親など家族が反対していて協力的ではなく、
「しつけをしたくでもできない」など、
人によって問題が違いますので、
自分を基準にして「やって当たり前」とか
「簡単な事」と思ってしまう方が違うのではないかと思うようになりました。

そうして「教える立場」の人から
一方的に「あなたが悪い」と言うような事を言われたら嫌な気分になりますが、
意外と、そうは思いつつも、自分の犬に対しては、
「どうして「吠えてはいけない」と言う事が分からないの?」
「どうして教えた事を覚えてくれないの?」
「どうして他の犬ができている事ができないの?」
と、一方的に「犬が悪い」と決め付けて、
犬のせいにしてしまっていたりする事もあったり・・(^^;

「親になると子供の気持ちが分からなくなる」
と言う事は多いみたいですが、
「教える立場」になると「教わる側」の気持ちを忘れてしまう事も多いみたいです。

自分の方が知識も経験があり、
「やった方が絶対に良い」と理解していたとしても、
相手がそれを理解していなければ、
今の暮らしや生活、考え方や行動をを変えてまで
「それをしたい」とは思わない事は多いです。

「そうしたい」と思えるだけの「動機」もなければ
それが「楽しい」とも思えていないからやらないだけ・・
「自分と同じように」と言うのが、
実は「自分の価値観の押し付け」だったりする為に
教わる方もつい、反発してしまう・・と言う事もあると思います。

そんな風に「教えよう」と言う気持ちはあるのにそれをうまく伝えられない・・
と言う事は多いと思いますが、
それでイライラして相手に当たってしまうのは違うと思いますから、
「教える事」について考えてみるのも大切だと思います。

「教える事は教わる事」だと言いますが、
教えると同時に教わる側の気持ちも考える・・
「教える」為には教える側と教わる側の共感や共有が大切ではないかと思います。

ですから、教わる側が「やってみよう」と思えるように・・
「動機」やその行動自体が「楽しい」と思えるように考える。

「提案」をし、相手がそれに共感してくれたら
必要に応じて手助けやヒントを与えて、
正解を導き出せるように手伝う・・

教える方は提案をするだけで、
実際に選択するのは飼い主さん・・
ヒントは与えるものの考えるのも飼い主さんだし、
手助けはするものの、実際に行動し、
それに対する結果も飼い主さんのもの・・

その結果が良いもののなら
「もっとやってみたい」と思ってくださいますし、
「良くない結果」なら、
ヒントや手助けの仕方が悪かった・・と反省する。

勿論、何が「良い結果」なのかは、
飼い主さんによって違いますから、
犬に対してもそうですが、
まずは相手の事を理解する事が大切だと思いますし、
自分の「こうして欲しい」ばかりではなく、
「どうしたいですか?」と聴き、
それに対して相手の意見を尊重したり、
自分の意見を提案してみたり・・
そんな風に「コミュニケーション」を繰り返す事が
何よりも重要と言う事ではないかと思います。(^▼^)ノ
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