「行動の問題」よりも「心の問題」を考えてあげる

 2014-08-08
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飼い主さんの姿が見えなくなると急に吠えたり騒いだりして
落ち着きをなくしてしまう犬の事を「分離不安」と言うそうですが、
飼い主さんの中には、そんな犬を見て
「私が居なくて不安だったのね?」とか
「寂しかったのね?」と問題行動に困りつつも、
自分を必要としてくれる事に、内心、嬉しさを
感じてしまう事は多いみたいです。

でも、飼い主さんが戻ってきた後の犬の様子をよく見てみると、
すぐに飼い主さんへの興味を失って周りを警戒しだしたりと
「本当に飼い主さんと離れるのが嫌だったの?」
と言う事も多いように感じます。

そんな犬と飼い主さんの関係を
「親子関係」ではなく「恋人関係」で考えてみると、
「飼い主さんの姿が見えなくなると大騒ぎする犬」は、
「恋人と連絡が取れないとすぐに騒ぎ出す人」や
「メールの返事がすぐにでも帰って来ないと怒り出す人」
に見えてきたり・・・

恋人のそうした行動もこちらの事を心配してくれての事なら良いのですが、
実は自分の気持ちしか考えていなくて、
怒ったり大騒ぎをするのも自分の不安や都合から・・・
と言うのが見え隠れすると、
本当に自分の事を好きなのか?と不安になってしまう事もあるそうです。

また、「分離不安」のような「問題行動」は、
「犬の問題」とされ、吠えたり暴れたりする
「行動」だけを止めさせようとしてしまいがちですが、
「犬が大きな不安を抱えている」と言う事や
「飼い主さんのそばに居ても、
 自分の不安しか見ていない」とすると、
実際は「行動」よりもそうした「心の問題」の方こそ
考えてあげるべきではないかと思います。

また、犬のそうした行動は、
「うちの犬はこんなに大変なの・・」と言いつつ
「自分が必要とされている」と言う満足感・・・
苦労をする事に飼い主さんが
大きな喜びや充実感を感じてしまっているから・・・
犬に成長や学習をさせるよりも自分の充実感や満足感を得る事・・
飼い主さんが自分の事しか考えてしないから
犬もまた、自分の事しか考えないようになってしまう・・
と言う事もあるかもしれませんので注意が必要です。

飼い主さんが居なくても落ち着いていられる犬にしてあげる・・
そんな風に犬の「自立」をサポートしてあげる為には、
まずは飼い主さん自身、
しっかりと「自立」している必要があると思います。

勿論、犬に「自立させる」と言っても、
犬は自分自身の力だけで生きて行く事はできませんから、
そう考えると、犬に「自立」を求めると言うよりも、
「自律」ができるようにさせてあげる・・
環境が変わっても
自分で自分の心と身体のバランスを取れるようにしてあげる・・

その為には、
「犬の気持ちを大切にする」
「犬が自分で考え、選択し、行動していることを褒めてあげる」
「できるとかできないではなく、挑戦し、体験する事を大切にする」
「犬の行動を先回りして助けたりせず、
 「見守る」と言う気持ち・・飼い主さんが「忍耐力」を持つ」

と言う事を考えてあげるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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