沢山、コミュニケーションの機会を作り、導いてあげる

 2014-07-19
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犬同士なんだからご挨拶ができたり
一緒に遊んだりするのは当たり前だと思っている人も多いようですが、
実際は犬を見ると吠えてしまったり逃げてしまったり・・

小さい頃は犬同士でご挨拶をしたり遊んだりしてたけど、
1歳ぐらいから、段々と犬を見ると吠えたり
逃げるようになってしまった・・と言う事も少なくないようです。

犬を見ると吠える・・
犬を見るとグイグイとリードを引っぱる・・
そんな時「犬も3歳になれば落ち着いてくるから・・」
なんて言われる事も多いですが、
実際は全く落ち着かなかったり、落ち着く事は落ち着いたけど、、
同時に積極性も無くなってしまい、
今度は自分から犬のそばへ寄って行く事もなくなってしまった・・
と言う事も・・・(^^;

だからと言って犬を見ても吠えないように・・
他の犬と仲良くできるようにと「お座り」や「待て」・・
「脚側」などの訓練をやらせても犬と仲良くなると言う事は少なく、
「この子は犬とは遊べない子なんだ・・」
とあきらめてしまう事も多いみたいです。

では、どうして遊べないのか?
遊ぶ事ができなくなってしまったのか?と言いますと、
実は仔犬の頃は「幼さ」からなんとかなっていたけれど、
1歳近くになり、成犬の仲間入りをしてくると、
周りの犬達も「仔犬だから」と大目に見てくれなくなり、
自分勝手な振る舞いをする犬に対し、
避けたり、怒るようになる事は多いからです。

しかも、1歳近くの犬は心が発達して「自我意識」が芽生え、
意思や欲求が強くなって行く反面、
自分の感情をコントロールしたり、
我慢する力はまだまだ未熟・・・

犬同士のコミュニケーションの仕方をどうしたら良いのかも分からないうえ、
自分の欲求は通らないし、
他の犬や飼い主さんから怒られてばかりで
段々と犬と関る事が嫌になってしまったり・・

人間の子供の場合、幼稚園や小学校に行き、
対等の立場である友達と喧嘩をしたり、
無視をしたり、されたりと自我と自我・・
感情と感情のぶつかり合いの中で
少しずつルールや我慢を学んで行くそうです。

友達がわがままを言い出す事で自分のわがままに気付いたり、
友達の怒りや悲しみの表情や感情を見て相手の気持ちを想像し、
「して良い事」と「してはいけない事」を学んで行く・・

そうした沢山のコミュニケーションを通して、
コミュニケーションの仕方を学んで行くと思いますが、
犬の場合、沢山の犬の中でコミュニケーションの仕方を学ぶ・・
と言う機会はほとんど無く・・
飼い主さんとの暮らしの中で、
飼い主さんを通したコミュニケーションの仕方しか学べない・・
と言う事の方が多いのではないかと思います。

その為、飼い主さんが片寄ったコミュニケーションをしてしまっている・・
例えば、犬のやる事をなんでも許してしまっていたりすれば、
犬にとっては、それが基準となり、
外で他の人や犬に対しても、
自分のやる事はなんでも許されると思ってしまうと思います。

わがままな子供が他の子供から嫌われてしまうように、
わがままな犬は他の犬から嫌われ、
遊べなくなってしまう事は多いですので、
犬が他の犬と上手にコミュニケーションができるようにさせてあげる為には、
まずは、飼い主さんとの間で関係性のキャッチボールを
意識してあげる事が大切ではないかと思います。

ルールや我慢を教えてあげる一方で、
犬が飼い主さんの顔をじっと見る・・
寄り添ってきたり、前足で突っつかれたり・・
そんな風に何かを伝えようとしてきた時は、
うんうんとうなずいたり、目をパチパチするなど、
「あなたの気持ちは分かっているよ」と言うサインを示してあげる・・・

犬は「黙っていても人の気持ちを理解する」と言われますが、
本当にそうなら、こんなに人と犬との間で
誤解やすれ違いは生まれないと思いますので、
喜んでいる表情・・
怒っている表情をしっかりと表現してあげ、
沢山のコミュニケーションを通して
他の犬との上手なコミュニケーションの仕方を教えてあげるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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