自分の感情と向き合う

 2014-06-26
P6209978.jpg

sideWANさんで行っている事はジャンル的には「犬のしつけ」ですが、
正確には「犬のしつけ」と言うよりも
「犬のコミュニケーションレッスン」と言った方が
しっくりとくるような気がします。
そして、それは犬と犬とのコミュニケーションだけではなく、
人と犬とのコミュニケーションを学ぶ場でもあると思います。(^^)

コミュニケーションの基本は、
「相手の話をきちんと聞く事」
「自分の気持ちをきちんと伝える事」
「表情やしぐさを見て
 相手が何を考えているか?
 何を伝えたいのか?を感じ、読み取る事」
などだそうです。

言葉だけで判断するのではなく、
相手のしぐさや表情、視線の動き、
姿勢、相手との距離など
非言語的なシグナルから相手の気持ちを察する事は重要ですし、
言葉や相手の行動をそのまま受け取るのではなく、
その裏に隠されたメッセージなどを感じる事も大切だと思います。

しかし、「コミュニケーション」は、
相手から受け取ったメッセージをどう解釈するか?
「自分の主観」によって誤解を生じてしまう事は多いです・・・

先入観や固定観念・・
偏見や錯覚・・

相手の気持ちを読み取るスキルが低かったり、
自分の思い込みが強すぎたりすると、
コミュニケーションがうまく行かない事も多いですが、
中には、知らず知らずのうちに、
犬とのコミュニケーションを避けてしまっている為に
コミュニケーションが上手く行かなくなってしまっている・・
と言う事もあるかもしれません?

例えば「せっかち」な飼い主さん・・
「犬が正解に気づくまで待ってあげられない」とか、
「犬の行動の先回りをして色々とやってあげてしまう」など、
「せっかち」なのは「性格」のせいだと言われますが、
実は犬ができるようになるまで教えたり、
待ったりするよりも自分でやった方が早いから・・
「犬が理解するまで根気よく教える」と言うのが面倒臭いし、
わずらわしいのでさっさと自分でやってしまおう・・と、
思ってしまっているからかもしれません?

勿論、待ってあげたいけど
「他人に迷惑をかけないように早めに対処しよう」
と言う事も多いと思いますが、
しかし、そうした接し方をされ続けた犬は、
落ち着きが無く、何かと言うと吠えるようになってしまう事は
多いように感じます。

でも、それは、犬に考える時間を与えず、
犬自身が感情のコントロールを学ぶ機会を与えないまま、
飼い主さんがやってしまっていたから・・
それでは、犬は正解が分からずにいつまでも不安なままですし、
不安や興奮をコントロールする方法を学ばないままでは、、
「怖い、怖い」と吠え続けてしまうのも仕方が無いと思います。

でも、そんな風に
犬との「コミュニケーション」に消極的だと、
犬に対して自分の考えや気持ちを説明する力・・
伝える力は身につかないと思いますし、
犬の方も飼い主さんから
コミュニケーションを求められていないと分かるので、
コミュニケーションをしようとしなくなる・・・
聴く気もな無くなるし、
飼い主さんはどうせ聞いてくれないと思って
「伝える力」も育たなくなってしまうと思います。

また、そうした事は
「怒りっぽい」と言う飼い主さんにも言えると思います。
「すぐに大声を出す」とか
「犬に対して怒ってばかり」と言う飼い主さんは、
「頭に血がのぼりやすい」とか
「短気だから」と言われる事が多いですが、
それも、犬が理解できるまで教えたり、
犬が納得するまで自分の気持ちを伝え続ける努力をするよりも、
「怒りの感情」を相手に見せる事で、
相手を怖がらせて自分の思い通りに操作しようとしてしまっているから・・
犬自身が納得するまで教えるよりも、
威圧や脅し・・恐怖を与える事で「指示」や「命令」に従わせ、
犬の気持ちを考えるよりも
自分の主張を強引に押し通そうとしているからかもしれません?

「怒りの感情」はコントロールできないものだと思われがちですが、
夫婦で激しく口論をしていても、
電話がかかってくると「ハイ♪」なんて、瞬時に明るい声が出せ、
電話が終わると再び、激しい口論ができるように、
実は「怒りの感情」は出し入れができるものなのだそうです。

小さい子供もよく怒りますが、
それは「コミュニケーションスキル」が未熟で
自分の気持ちが上手く伝えられないから・・・
親が自分の気持ちを分かってくれないから
怒る事で気持ちを理解して貰おうとする事は多いそうですし、
気の小さい人が「怒り」の力を借りて自分の意見を言ったりと、
人は「自分の為」に「怒りの感情」を利用する事は多いのだそうです。

そして、それは、犬にも言える事だと思います。
飼い主さんに対する「犬の要求的な吠え」もある意味で、
飼い主さんが自分の思い通りに動いてくれない事に対する「怒り」・・
犬が「怒り」を武器にして吠える事で、
自分のワガママが簡単に通ると思わせてしまうと、、
犬も飼い主さんの気持ちを考えようとせず、
双方向のコミュニケーションよりも
自分の主張を通す事ばかりを考える犬になってしまう事もありますので、
「怒りを武器にさせない」と言う事は大切だと思います。

勿論、犬が本当に危険な事・・
「してはいけない事」をした時は、
飼い主さんが「怒り」の感情を見せて
本気で「ダメ」と言う事を伝えてあげる必要はあります。

でも、それは、本当にダメな時・・・
どんな理由があるにしろ「絶対にダメ」と言う時であり、
逆に言うと、そんな機会は滅多にないと思いますので、
普段は犬に伝えるコミュニケーションスキルを高める為・・
犬の気持ちを読み取るコミュニケーションスキルを深める為にも
分かりやすく伝える努力・・
犬の気持ちを理解しようと言う共感の気持ちを持つ事も
大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫