犬同士に任せてみる

 2014-05-24
「アニマルプロテクション」さんから
一時預かりをさせていただいている「ちょこ」君(推定4歳)です。
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普段、こんな感じで遊んでいるのですが、
仔犬の頃やこうした遊びをした事がない子の場合、、
遊びの加減が分からなくて人間の手や顔に強く噛み付いてしまったり、、
自分の楽しいを優先して飼い主さんが「おしまい」と言っても
吠えて遊びを要求するなど、自己中心的な部分が強く出てしまう事もありますが・・
こうした「遊び」を通して、少しずつ、力加減やルール・・
我慢を覚えて行ってくれると思います(^^)

まぁ、それでも、飼い主さんが相手ならそれでも許され・・
たいがいの事は大目に見てもらえますが、
これが、他の犬・・特に同年齢ぐらいの犬が相手となると、
そう、うまくは行きません・・

先日、2~3歳ぐらいの犬同士が
絡む場面がありました。
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白い子は自分の行動に自信があるのに対し、
ダックス君の方は自信はあるものの、
少し、自分の行動に悩み始めた頃と言った感じです。

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白い子が吠えてダックス君を遊びに誘いますが、
ダックス君は知らんぷり・・、
仕方が無いので、白い子が「噛むフリ」をするなどして
ドンドンとアプローチをして行きます。

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しかし、困ったダックス君はその場で固まったまま・・
動かない事で相手に「落ち着いて」と伝えているのですが、
白い子は自分が遊びたい気持ちで一杯なので、
その行動の意味が分からずに吠え続けます・・
しかし、さすがに自分の行動が
全く良い結果に結びつかない事に疑問を感じ、
少し吠え声に自信がなくなってきました。

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その後、白い子が体当たりっぽい感じで
強引に距離をつめますが・・・

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ダックス君はひっくり返ったまま、
動かなくなってしまいました・・
予想外の展開に困った白い子は、
吠えるのも止めてダックス君の匂いを嗅ぎます。

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それでも、ダックス君が動かないでいると、
白い子は考え、後ろ足をあげて
自分の匂いを嗅がせていました。

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でも、結局、遊びは成立せず、
それぞれ、自分の飼い主さんの所へと戻って行きましたが、
普通はここまで犬同士にやらせる事は無く、
自分の犬がこう言う状態になる前に飼い主さんが引き離して
止めてしまう事の方が多いと思います。

でも、犬同士だからこそ・・
対等の立場だからこそ、
白い子は自分の遊びたいと言う欲求が通らない時に
「どうしたら良いか?」を考え、
「吠えない方が良いかも?」とか、
「自分の匂いを嗅がせた方が良いかも?」と考えて、
次の機会は吠えずに遊びに誘えるようになるかもしれませんし、
ダックスの子は自分とは違う考えの犬が居て、
そう言う相手に対して「どうしたら良いか?」を考えた・・
考えて「動かない事」で平和的に終わった事が
次に犬と会う時の自信につながって行くと思います。

そんな風に、普段は楽しく眺めているだけで、
なんとなく見過ごされがちな「犬の遊び」ですが、観察してみると、
意外と「犬の心の発達度合い」が見えてくる事は多いです。

勿論、自分の欲求やわがままを通したい気持ちが強く、
主張と主張がぶつかり合っていつまでも吠えあってしまったり、
なかなか、自分の感情を抑えられず、
解決の糸口が見つけられない事も多いですが、
そんな風に「自分達でどうにかしよう」と考えさせる事は、
相手の事を考えるきっかけになったり、
相手の気持ちを理解するきっかけになると思いますし、
「しょうがないな」と許される飼い主さんとの暮らしの中では体験できない、
対等な立場だからこそ「わがままは許されない」とか
「我慢しなければならない・・」と言う事を
実感して行くのではないかと思います。

自分の犬が他の犬に対してどう言う接し方をしているか?
どのくらい考える事ができるか?
と言う事を観察してみるのも面白いと思いますし、
「犬の社会化」は、
実際に犬同士がかかわる時間と機会を作る事が大切だと思いますので、
そうした機会を与えてくれるような・・
犬同士のかかわり方を教えてくれるようなトレーナーさんを
探されてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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