強調や妥協、交渉や和解を犬と一緒に学んで行く

 2014-04-04
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保育園や支援センターに来ている幼児の中には、
笑わない子供・・・他人と目を合わせない子供も居り、
そうした子供達の特徴として、
気に入らない事があっても「嫌」と言わない・・・
名前を呼ばれても反応をしないなど、
自己主張や自己表現能力が極端に低い事もあるそうです。

赤ちゃんが泣いて母親を求めているのに何時間も放っておく・・
そんな事が何回も続くと、次第に赤ちゃんは泣かなくなる・・
いわゆる「サイレントベビー」と呼ばれる赤ちゃんも居るそうですが、
子育てに慣れていない母親の中には、
そうした子供を「いい子」だと思ってしまう事も少なくないそうです。

でも、犬と飼い主さんの間でもそうした事は多く、
犬がコミュニケーションを求めてきても無表情、無反応だったり、
「ダメ」とか「イケナイ」と言う否定の言葉ばかりの為、
犬も次第に飼い主さんに対して何も求めなくなる・・・
飼い主さんの事を見ないし関心も持たない・・
名前を呼ばれても反応しないし尻尾を振る事もない・・・
自己主張や自己表現をする事もなく、
考える事を止め、全てをあきらめてしまったかのような表情を犬がしていたといても、
残念な事に飼い主さんはそうした犬を「いい子」だと
思い込んでしまっている事も多いみたいです。

ですから、「行動」だけではなく「犬の心」に目を向ける事は大切だと思いますが、
「犬のしつけ」と言うと犬の行動を制御する事ばかり・・
「犬を見ると飛びつく」からと「お座り」や「フセ」を教えたり、
「犬を見て吠える」からと「脚側」を教えたりと、
指示や命令で犬の行動を制御し、犬の心を抑えつける事ばかりで
「犬同士を信じて任せる」と言う事をしない方が多いのではないかと思います。

でも、人間の子供・・
特に男の子同士が喧嘩をしそうになった時なども、
言葉や行動だけで判断すると、確かに危ない感じに見える時があります。
取っ組み合いの喧嘩をした事がない母親にしてみれば、、
男の子同士の喧嘩は見ているだけで怖くなり、
すぐに止めてしまいたくなると思いますが、
実際は心配でもなるべく手も口も出さない方が良いそうです。

子供同士だって、本当は仲良く遊びたいのですから、
喧嘩をしてしまった後で「しまった!」と思っている事は多いです。
激しい喧嘩に見えても、実際はお互いに手加減をしていたり、
喧嘩の収め所を探していたりしているものですが、
そこで、大人が割って入って喧嘩を止めてしまうと気持ちを収めることができず、
かえって喧嘩が長期化してしまう事も多いのだそうです。

人と人とが暮らしていく上で、
自分を主張するスキルと共に相手に譲るスキルも持っていなければいけませんし、
強調や妥協、交渉に戦術・・和解なども覚える事は大切です。
でも、そうした事は、
実際に人と人との関わり合いの中で身につけて行くものだと思います。

ですから、喧嘩をしていたり、喧嘩になりそうだからと言ってすぐに止めず、
子供を信じて見守る事も必要だと思いますし、
犬を見ると吠えて喧嘩になりそうだからと言って、
座らせたり脚側をさせてスルーするだけではなく、
犬同士を信じて見守る事も大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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