「犬は分かっているはず」と決め付けて叱らない

 2014-04-02
DSC01880.jpg

犬の行動の問題で悩まれている飼い主さんの中には、
「家ではすごく良い子なのに外では・・」とか
「家では何の問題もないのですが外では・・」
と言われる事は多いです。

そう聴くと、
家ではとても良い子にしているのに、
外に出ると興奮して言う事を聞かない・・
犬の行動が「家の中と外とでは全く違う」と思ってしまいますが、
実はそうではなく、
犬の行動は家の中でも外でも変わりが無く、
変わってしまっているのは飼い主さんの判断基準の方・・
と言う事も多いのではないかと思います。

例えば「外に出ると人や犬に対して吠える」と言う場合、
外では「人や犬に吠えてはいけない」と、叱っているのに、
家の中では他人に迷惑をかけるわけではないので吠えても許されている。とか
家の中では窓越しに外を通る人や犬を見せて吠えさせている。と言う事も多いですし、
外では他人に対して飛びつくのはいけない。としているのに、、
家の中で家族に対して犬が飛びつくのは大好きと言う意味だから許されている。など、、
犬の行動は何も変わってはいないのに、
飼い主さんの叱る基準が変わってしまっている為に
「問題行動」とされてしまっている事は意外と多いです。

しかし、犬はその場、その場でルールが変わるなんて分かりませんし、
「その場に合わせて行動を変える」と言う事も苦手とする事は多いです。

家の中で許されている事は外でも許されると思いますし、
飼い主さんとの普段のコミュニケーションが
外で人や犬に会った時のコミュニケーションの基盤になっている事は多いですが、
飼い主さんがそうした事が分からない・・
「家の中と外とで、して良い事と悪い事が違って当たり前」とか
「教えなくてもわかっているハズ」と言う先入観や固定観念で犬を見てしまうと、
犬との気持ちのすれ違いが起きてしまう事は多いと思います。

でも、人間の子供に対しても同じですよね?
子供がグズグズしていると、つい、「早くしなさい」と言ってしまいますが、
それだけでは、子供は「何を」早くしなければならないのかが分からないそうです。
「あとどれくらいで間に合わなくなるか?」と言う事も・・
時計を読めない子供には時間の感覚すら分かっていない事が多いのに、
何が問題でどうしたら良いのか?を子供に理解させる努力をしないまま、
「子供は分かっているのにやらない」と決め付けて叱ってしまうと、
子供はドンドンと自信を失い、できる事まで、できなくなってしまう・・
と言う事もあるそうですので注意が必要です。

「これぐらいは分かっているはず」と言うのは、
人と犬・・人と人の間でも起こりやすい誤解やすれ違いだと思いますので、
きちんと犬の気持ちを思いやると言う事も大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫