犬の「心のコップ」を満たしてあげる

 2014-03-02
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「犬が吠えてどうしようもない」
「あっちへ行ったりこっちへ行ったりで散歩中に犬の制御ができない」

など、教えても教えても、できるようになってくれない・・
と、そんな悩みを抱える飼い主さんは多いと思いますが、
犬が自分の気持ちを抑えて
自分をコントロールできるようになるまでには長い時間が必要な事は多いです。

ヨタヨタとして、まともに歩けなかった犬がしっかりと歩けるようになる・・
高い所に上がれなかった犬が軽々と飛び上がれるようになる・・など、
「身体」が少しずつ成長して行く事で段々とできる事が増えて行くように、
「心」も成長して行く事によって少しずつ
「我慢」や「相手の気持ちを理解する」と言うような事ができるようになると思いますので、
小さいうちは「できなくて当たり前」と思った方が焦らなくて良いと思います。

人間の子供は生後1歳6ヵ月から2歳になる間に「1歳半健診」と言うのがあり、
そこで言葉の遅れや一人歩きができるかどうか?
心や身体の発達に問題がないか?と検診を受けるそうです。

1~2歳の時期の言葉の発達には大きな個人差があるそうで、
3歳過ぎ~5歳近くなってからしゃべり始める子も居るそうですが、
親としては自分の子供の「遅れ」に対して
少なからず動揺や不安を感じてしまう事は多いと思います。

でも、早産だったりすると、実年齢と差があったりしますし、
「言葉が出てくる」と言うのは、コップにたまる水に例えられるそうで、
言葉の意味を理解し、「話したい」と言う気持ちが心の中に満ちて来ると、
自然と「はなし言葉」として外に溢れ出してくる・・と言う感じみたいです。

ですから、大切な事は、喋る喋らないよりも
沢山、話しかけて「心のコップ」を満たしてあげる・・
子供の知識や体力の向上よりも、
スキンシップやコミュニケーションを大切にしてあげる方が良いそうです。

でも、これは、犬も同じだと思います。
自分の犬が「犬を見ると気になるけど行けない」と言う場合、
言葉が出てきそうで出てこない子供と同じように、
犬の「心のコップ」の中に「犬への興味」が満ちてきて、
あふれ出しそうになっている状態だと思います。

そこで飼い主さんが焦ってしまい、
犬を無理やり他の犬に近づけようとしたり、
「どうしてご挨拶ができないの?」と叱ってしまえば、
「心のコップ」の中の「犬への興味」が失われ・・
犬と関わる事に嫌な印象やストレスを感じてしまう事もあると思いますので、
まずは飼い主さんのそばなど、犬が安心できる場所から他の犬を観察させてあげる・・
犬同士が普通に過ごしていたり、
楽しく遊んでいる姿などを見せてあげる事により、
安心感と心の余裕が生まれ、
「犬への興味」も膨らんできて、
それがあふれてくれば、飼い主さんが犬に近づけようとしなくても
犬の方から興味を持って近寄って行くと思います。

ただ、興味を持って近寄ったとしても、
途中で怖くなって吠えてしまったり、
相手の気持ちが分からず、
自己中心的に相手の匂いを嗅ごうとして怒られる事も多いですので、
その場合は次の段階として、
興味を持たせてあげつつルールや我慢と言った事も教えてあげるのが
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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