ストレスを楽しむ

 2014-02-13
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最近は「犬のストレスケア」について考える飼い主さんも増えています。
犬が不安になるような刺激はシャットアウトし、
少しでも犬が不安を感じるようなら、
すぐに抱き上げたり場所を移動したり、
「レスキューレメディ」などで不安を解消させてあげたり・・

勿論、犬によっては、
そうしたストレスケアをしてあげる事は大切だと思いますが、
行き過ぎた「ストレスケア」をしている飼い主さんを見ていると、
それは犬の不安の解消の為なのか?、
それとも飼い主さんの不安の解消の為なのか?
どちらだか分からなくなる事もあったりします。

「ストレス」と言うと悪い事のようですが、
「ストレスがあるからこそ行動するし進歩もする」と言えるそうです。

人間も「空腹」のストレスを感じるから料理を作ったり、食事に出かけたりすると思いますし、
「疲れた」とか「楽をしたい」と言うような精神的&肉体的ストレスから
作業手順を減らして効率化や合理化を考えたり、
機械を発明したりと科学が発達して行っているとも言えると思います。

ですから、犬だって何の刺激も無く、
犬の代わりに飼い主さんがなんでも解決してあげたりしていれば、
「自分でどうしたら良いか?」」を考えたり、
「もっと良い方法はないか?」と行動する事もなくなってしまうと思いますし、
吠えたり噛んだりと一つの行動だけを繰り返す、
一辺倒で柔軟性に欠けた犬になってしまうとしたら
そちらの方が問題ではないかと思います。

ですから「ストレスはあって当たり前」だと考え、
ストレスと向き合える精神力や
ストレスを乗り越えられるような強さを
身に付けてあげられるようにするのも良いのではないかと思います。

その為には、まず、飼い主さんが
「犬にストレスを与えてはいけない」とか
「犬育てを失敗してはいけない」とか
「完璧な飼い主にならなければいけない」など、
犬を育てる事に神経質になり過ぎないようにするのも大切みたいです。

ーとは言っても、犬を育てる事に不安を感じてしまう飼い主さんは多いと思います。
犬の困った行動に対し、
本やインターネットに書かれている方法を試してみたけどうまく行かない・・
「きっと、自分がダメな飼い主だから犬になめられてしまっているのだろう」と、
自信を無くしてしまう事もあるかと思いますが、
そうして「悩んでいる」と言う事は「犬と向き合っている」と言う事・・
飼い主さんの犬への愛情の証だと思います。

ドッグトレーナーさんや獣医さんによっては、
「仔犬の頃の「臨界期」にきちんとした社会化をしないと手遅れになる」
と言う人も居ますが、僕がお世話になっている「sideWAN」さんでは、
犬が成犬になり、
飼い主さんも「もうダメだ」とあきらめかけていたような犬達が変化や成長を見せ、
犬を見ても吠えなくなったり、
犬と遊びだしたりする事も多いですから、
「もう遅い」とか「取り返しがつかない」と言う事はないと思います。

それに「完璧な飼い主さんになってそれから犬を迎える」
と言う飼い主さんは殆ど居ないと思います。
みんな、犬を迎えてから勉強し、悩み、苦しみながら犬と一緒に成長して行く・・・
僕だって、こんな事を書いてますけど、
新しい保護犬を迎える度に「どうしたら良いんだろう?」と悩み、苦しんでいますし、
悩み、苦しんでいるからこそ、勉強しようと行動できるのだと思います。

また、「犬のしつけ」は飼い主さんが「完璧な犬」に育てようとするから、
どうしても犬に対してストレスを感じてしまう事もあるのではないかと思います。
ですから「犬のしつけ」は「犬に教え込む」のでは無く「犬に協力して貰う」・・
犬と一緒に試行錯誤をし、
楽しくより良い暮らしを目指して行くのが良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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