思い込みや決め付けが犬の成長を妨げる

 2014-01-08
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仕事を教わる立場から教える立場になった時、
自分勝手で文句や言い訳ばかりをする部下に対し、
「あいつは使えない・・」とか、
「やる気が無い・・」と愚痴を漏らし、
最終的には「最近の若者は・・」と、
若者全体にダメだしをしてしまう・・
と言う場面をドラマなどではよく見る気がしますが、
実はそう言う人に限って部下と仕事以外の話をしない・・
コミュニケーションをする機会が少なく
部下の好きなもの・・興味のある事などを知らないし、
興味も無いので知ろうともしない・・と言う事は多いみたいです。

しかし、お互いに会話をしなければ、
お互いの事が分からないのは当然・・
結果として、部下の気持ちを理解できずに「使えない」と文句を言い、
部下も上司が自分の気持ちを理解しようとしてくれないのでやる気が起きない・・
と言う風にコミュニケーション不足による
悪循環になってしまっている事もあるのではないかと思います。

でも、そうした事は、どの関係性の中にもあると思いますし、
勿論、犬と飼い主さんの間でもあると思います。

自分の犬の「ここがダメ」とか「あれができない」と言う前に
どれくらい犬の事を理解しているか?
犬の事を見ているか?

例えば、犬が吠えて困るとしたら、
何が怖くて吠えているのか?
どう言うきっかけで吠えているのか?
吠えている時の犬の表情は?
吠え方は? 
吠え声のトーンは?
その時の犬の重心は前か後ろか?
吠えている最中、吠えた後、犬はどこを見ているか?
もし、飼い主さんの顔を見るとしたら、
その時の犬の表情は?
「吠えて怒られるかも?」と言う困った表情をしているか?
それとも「吠えました!」と自信たっぷりか?
そうした事を問われて、すぐに答えられるか?
と言われると、
意外と「吠え止めさせないと」にばかり集中してしまっていて、
犬の事を見ていない・・と言う事も多いみたいです。

また、「決め付け」や「思い込み」があるせいで、
視野や思考が狭まっている・・と言う事もあると思います。

人間はあるがままの世界を見ているようで、
実は「見たいものしか見ない・・」とか
「聞きたいことしか聞かない・・」と言う風に
情報を無意識に取捨選択してしまっているそうです。

ですから、
「部下が使えない」のは「部下が悪いから」と思っていると、
「自分の教え方が悪い」と言う風には考えませんし、
犬の問題行動も「自分は悪くない、悪いのは犬」と思っていると、
「犬が悪い」と言う風にしか見ないですし、
「飼い主さんの接し方に問題があるかもしれませんよ?」
と言う様なアドバイスをされたとしても受け入れない・・
自分に都合の悪い事はシャットアウトしてしまう・・
と言う事も多いみたいです。

逆に「自分が悪い」と思っている人は、
「犬は悪くない・・悪いのは自分」と言う風にしか犬を見ませんが、
それって、どちらも飼い主さんの「思い込み」であり、
「犬がダメ」とか「自分がダメ」と言う視点でしか物事を見ていないので、
いつまでも犬の行動の問題が変わらない・・
「ダメ」と言う思い込みや先入観がダメな結果を作り出してしまっている・・
と言う事もあるのではないかと思います。

ですから、「誰が悪い」と言うような悪者探しをするのではなく、
一ヵ月後、半年後、一年後のより良い未来の為にはどうしたら良いか?
どう言う育て方をしたら良いか?
と前向きに考えてみるのも良いのではないかと思いますし、
その為には、犬をよく観察し、
コミュニケーションを大切にする事が良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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