○○流なんていらない?

 2013-12-21
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犬のトレーニングやしつけには
「○○流しつけ」と言うような言葉がよく見られますが、
保護犬の預かりなどをしていると、
特に何かをしているわけでもないのに
一緒の生活をおくるうちに犬の行動がドンドンと落ち着いて行き、
要求的な吠えもなくなって行く・・と言う事は多いです。

勿論、「何もしていない」と言っても
犬をほったらかしにしているわけではなく、
よく寝かせてあげたり、
吠えても反応しないようにしたり、
良い行動をした時にはすぐに褒めてあげて
「それが正解だよ」と教えてあげたりはしていますが、
そうした事は自分にとっては「当たり前の事」になっているから
「何もしていない」と思えるのかもしれません?

勿論、僕も最初からそう言う事ができたわけではなく、
そう言う事が自然にできるような環境やシステムを作って
自分自身を変えるようにしたからできるようになった・・
と言うのは大きいと思います。

「犬が吠える・・」
「ごはんの用意をする大騒ぎをする・・」
などの「犬の習慣」は、
ある意味で「飼い主さんの習慣」によって作られているとも言えるそうです。

「犬が他の犬を怖がる・・」
「他の人や犬と上手くコミュニケーションがとれない・・」
と言う場合、実は飼い主さん自身、
他の人や犬とコミュニケーションをする機会が少なかったり、
コミュニケーション自体を苦手としている・・
と言う事は意外と多いようですし、
「犬が吠える」と言う場合も
犬が吠えると飼い主さんも一緒になって大声で叱る・・など、
なにかあると大声でなんとかしようとしてしまう・・
言葉以外の教え方を犬に対して提示できない為に
犬も「吠える」以外の問題解決法を考える事ができない・・・
など、犬の習慣を責める前に飼い主さん自身の習慣を振り返ってみると、
意外と自分もできていない・・
と言う事もあるのではないかと思います。

しかし、「習慣」は意識だけでは変えられない事も多いそうです。
なぜなら無意識のうちにやってしまうのが「習慣」だからです。

ですから、
自分が気をつけるべき事を紙に書いて部屋に貼っておく・・とか、
スマホのアラームをセットして、
一日一回、何時になったら「犬を褒める」と言う風にしてみるなど、
自分の環境を変えたり、システムを作るなどしてみるのも良いみたいです。

ちなみに僕の場合は、
自分が「こう言う飼い主さんになりたい」
と言う事が書かれている本を毎日、必ず読むようにしていました。

本に書いてある事を記憶したつもりでも、
いざと言う時になると出てこない・・
折角、勉強をしてもそれまでと同じ事をついやってしまう・・
と言う事が多かったので、
毎日、読んで自分に刷り込む・・
本に書いてあるような思考や行動が
無意識にできるまでそれを続ける・・
と言う風にしていました。

「○○流しつけ」と言うと、
犬の悪い行動を空き缶を投げたり、
叱りなどの精神的威圧をしたり、
リードショックなど、力で犬を従わせる事が多いですが、
そうした対処法は即効性はあるけど、その場だけだったり、
段々と効果がなくなって行ったり、
飼い主さんが見ていないとダメだったり、
悪い事だけでは無く、良い行動もしなくなるなど、
効果が限定的だったり、
副作用の方が大きかったりする場合もありますので注意が必要です。

犬の問題行動は行動が問題なのではなく
習慣に問題があるのかもしれません?
ですから犬の良い習慣を育む為に
飼い主さんが「良い習慣」をおくる・・
と言う事も大切かもしれません?(^▼^)ノ
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