犬とのアタッチメントを考える

 2013-12-20
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犬と暮らす為に一生懸命に働いている・・
犬の為に高級な服を買ってあげている・・
自分の犬が恥をかかないように厳しくしつけをしている・・

飼い主さんがどんなに犬に愛情を注いでいたとしても、
犬自身が「愛情を受けている」と感じられなければ、
犬は自分が愛されているとは感じられず、
自分自身に対して自信を持てない・・
自分の事を好きになれない・・
結果として
飼い主さんの事を好きになれない・・
飼い主さんを信用できない・・
そして、自分に自信がないから
精神的にも社会的にも積極的になれず、
他の犬と仲良くできない・・
他の犬に興味を示さない・・
と言う事もあるのではないかと思います。

ちなみに人間の子育ての心理学用語の1つに
「アタッチメント(早期愛着関係)」と言うのがあるそうです。

「アタッチメント」とは赤ちゃんと親との愛情の絆・・・
基本的な信頼関係の事を言うそうです。
誰かの庇護が必要な赤ちゃんは
絶え間なく続く授乳やオムツ変え・・
抱っこをされる事によって人間への基本的な信頼感・・
「自分は大切な存在である」
「価値のある存在である」
と言う「自己肯定感」が育まれ、
それが、その後の対人関係や社会性・・
想像力や感受性、学習能力・・
人を許せるか許せないか?などの判断基準に影響を与えるそうです。

では、親からの子供へのアタッチメントは?と言いますと、
日常的な赤ちゃんの世話やスキンシップ・・
赤ちゃんへの様々なコミュニケーションによって
アタッチメントは形成されて行くそうです。

犬だって同じですよね?
基本的なお世話をし、
様々なコミュニケーションの中から
飼い主さんは犬を愛するようになり、
犬も飼い主さんを愛するようになる・・
そうしたアタッチメントがあるからこそ、
犬と飼い主さんとの信頼関係は作られて行くと思います。

人間の子供が社会的、精神的発達を正常に行う為に、
少なくとも一人の養育者と親密な関係を維持する必要があるように、
犬も飼い主さんとの親密な関係性が無ければ、
社会的、心理学的な問題を抱えるようになるのかもしれません?

しつけ本や周りの声に左右されて、
自分の犬を変えようとばかりするのではなく、
目の前の犬を見て、
「他の犬と同じでなくて当然」
「他の犬と違っていても、この子が大好き」
と言う気持ちをストレートに
言葉や行動で表現してあげるのが良いと思います。

犬が問題行動をしている時は、
トレーニングの方法やしつけのやり方を考える前に
犬との愛着関係・・
アタッチメントの見直しをする方が良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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