犬に「生きる力」を与える

 2013-12-14
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「動物の虐待」と言うと、
身体的暴力・・
威圧や恐怖を与えるなどの心理的な圧力・・
などの他に
健康管理をしない・・
必要なお世話をしない・・
劣悪な環境に置く・・
など、「ネグレクト(育児放棄)」と呼ばれる行為がありますが、
それとは逆の「過保護」や「過干渉」もある意味で、
「マイナスな育て方」と考えられるみたいです。

過保護や過干渉の何が問題なのか?
と言いますと、一番の問題点は、
「犬に自分の力で問題を解決するチャンスを与えない」
だと思います。

過保護や過干渉の育てられ方をした犬は、
何かしらの問題が起きた時に吠えて飼い主さんに頼る事ばかりを考え、
自分1人では問題の対処法を考える事も・・
問題が解決できるとも考えられないので、
飼い主さんが先立ってしまったり、
飼い主さんが飼いきれないと捨ててしまったりすると、
保護されても人社会にも犬社会の輪の中に入れずに孤立してしまいがち・・

人や犬に対して、過剰に吠えたり噛んだりなど、
攻撃的な行動を見せる事で、
その子を迎えたいと思う人の数も減り、
結果として生きるチャンスを減らしてしまう事になりかねないと思います。

まぁ、多くの場合、「寿命の短い犬の方が先に死ぬ」と考え、
短い命だから愛情たっぷりに・・
と自分の愛情を与える事ばかりを考えてしまいがちですが、
飼い主さんが急な病気で入院する事になったとしたら、
残された犬がどうなるか?
と言う事もしっかりと考えておくべきではないかと思います。

実際、自分の親族が急に体調を崩し、
犬を置いて看病に行かなければならなくなった・・
と言う事は意外と多いです。
しかし、それまで外泊をした事がない・・
飼い主さんと長く離れた事がない・・
と言う犬が
何も分からない・・
何も教わらないまま、ペットホテルに
預けられる事になった時の気持ちを考えてみれば、
普段から少しずつ、色々な事に慣らしてあげたり、
色々な事を少しずつ教えてあげる必要性はあるのではないかと思います。

構い過ぎる・・
構い過ぎない・・
飼い主さんの極端なコミュニケーションの仕方によって、
犬のコミュニケーション能力も偏ってしまい、
結果として、他の人や犬の中でうまく過ごせない・・
社会性が身につかない・・
と言うのでは問題だと思いますので、
きちんと犬に愛情を与えつつ、
犬自身が問題を解決する事ができるような
「生きる力」を与えてあげて欲しいと思います。(^▼^)ノ
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