問題を家族全員で考える

 2013-10-26
04DSC01630.jpg

「多頭飼いがうまく行かない・・」
など、犬同士の関係で何かしらの問題が起きている場合、
「問題を起している犬だけを叱る」とか、
「問題を起こす犬をサークルに入れっぱなしにしてしまう」
などの方法で対応している飼い主さんも多いみたいですが、
それで、とりあえずは問題が解決できたとしても、
時間が経つと問題がさらに深く・・大きくなってしまい、
その方法では対処しきれなくなってしまう事も多いです。

また、「問題を起こした犬が悪い」とか、
「母親の教育が悪い」と、つい「悪者探し」をしてしまいがちですが、
実際はそうした問題は問題を起した犬だけではなく、
他の犬や飼い主さんを含めた
「家族間のコミュニケーション」について考える事が大切みたいです。

「家族」は個々が影響を与え合う「相互関係」で構成されています。
ですから、犬が問題行動を起こした場合、
「問題を起こした犬の行動」よりも
「犬を含めた家族の関係性」で考えてみると、
実は他の犬に対する「嫉妬」の気持ちが関係していたり、
他の犬に対する「不安」や「恐怖」の感情が関係していたり、
実は父親が物凄く犬を甘やかしてワガママを許してしまっているから・・
なんて話は、結構、多いですし、
それを分かっていながら止めさせる事ができない他の家族の存在も
犬の問題行動の要因になっていると思います。

それに家族の中の「誰かのせい」にしてしまうと家族の間に溝が生まれてしまい、
それが原因で犬の問題行動に取り組む事ができない・・
ますます犬の問題行動が悪化してしまうとしたらその方が問題ですし、
それは犬の問題と言うよりも、
家族間のコミュニケーション不足の問題ではないかと思います。

逆に家族の関係性が良好になる事で、
犬の問題が良い方向に動き出す事も多く、
実際、問題のある犬にしつけをするよりも、
飼い主さんや他のご家族の方に理解して貰ったり、
他の犬にアプローチをする事によって、
問題だと思われていた犬が
ドンドンと良くなって行く事は多いです。

ですから、犬の問題は「犬が悪い」とか
「家族の誰かのせい」など悪者探しをするのではなく、
家族間のコミュニケーションを大切にし、
どうすれば良いか?をみんなで考えて行く・・
と言うのが大切みたいですけど、
日本人は「言わなくても通じ合える」と思いがちで、
意見が違う人・・理解しにくい人が居ると
コミュニケーションを取る前にあきらめてしまったり、
存在を無視しようと言う傾向があるそうです。

では、そうならないようにする為に必要な事は?と言いますと、
やはり、何かあるたびに
「あなたはどうしたい?」とか
「あなたはどう思う?」と聞き、
「あなたはそう思うけど自分はこう思う」と言う風にどんどんと話し合い、
お互いが納得する着地点を探す習慣をつけるのが良いそうです。

そうしたコミュニケーションを考える事で
犬と人・・犬と犬同士のコミュニケーションも良くなり、
「家族」としての問題解決能力も高まって行くのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫