犬と向き合うと言う事

 2013-09-01
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「体罰教員、小中高で6721人 1万4208人が被害」
動物への虐待や体罰が問題視されていますが、
そもそも人間の教育現場でこれだけの体罰が行われているのですから、
動物への虐待や体罰が無くならないのも当然かもしれません?

では、「どうして体罰を用いてしまうのか?」と言うと、
教師側も体罰を用いて育てられてきたから・・
と言う事は多いみたいです。

親の言う事を聞きたくない時、
親から殴られる事で動かされてきた子は、
言う事を聞かない子供に対しては自分と同じように
「殴らないと動かない」と考えるようになってしまう事も・・
また、体罰を用いる人の中には、
「自分は親に殴られた事によって変われた」とか
「親に殴って貰った事で気持ちを変える事ができた」と体罰を肯定的に・・
「体罰も時には必要だ」と信じている人も多いようです。

でも、本当にそうなのでしょうか?

「記憶」と言うのは、段々と嫌な事は忘れ、良い事だけが残るそうですし、
忙しくて普段は子供の話なんて聞いてくれない親が、
「本気で怒った時だけはきちんと話を聞いてくれた・・」
「殴られたけど向き合ってくれた・・」
と言う事が嬉しかったから・・
本当は暴力なんて必要が無く、
「きちんと話を聞いてくれた」と言う事・・
「しっかりと自分と向き合ってくれた」
と言う親の愛情を実感できたから変わる事ができたのではないかと思います。

犬もわざと飼い主さんに怒られるような事をする事があります。
でも、それは「寂しさ」や「愛情が欲しい」からな事が多いのですが、
そう言う場合、多くの飼い主さんは、
「自分のこれまでの接し方が甘かった」と、より厳しいしつけをしたり、
「この子はそう言う犬種だから・・」とか
「この子はこう言う性格だから・・」と、
犬種や性格のせいにして、
問題と向き合おうとしない事も・・・

犬が呼んでも来ない・・
ようやく来ても、飼い主に背中を向けて座る・・
人や犬に対して不安を持っている・・
飼い主さんに不信感を抱いている・・
食べ物の好き嫌いが多い・・
散歩中に落ちている石や木の枝をしきりに食べる・・
自分の足先を異常に舐める・・・

こうした行動は病院に通うようになると「問題行動」となりますが、
「他人に迷惑をかける程でも無い」となると、
後回しにされてしまう事は多いです。

「問題行動」と言うと、
分かりやすく実害の多い「行動の問題」ばかりが注目されますが、
実際は「心の問題」と「行動の問題」は密接な関係にあり、
両方の面から考え、向き合って行く必要があると思います。

しかし、犬と向き合う事に抵抗がある飼い主さんの中には、
悪くなった犬を良くする為には頑張れるけど、
今は特に大きな問題も出ていないのに、
「何か余計な事をして失敗したら嫌だ」とか、
「間違った事をして怒られたら嫌だ」と思ってしまう人も多いみたいです。

でも、自分が本当に困らない限りは何もしない・・
と言うのでは「向き合っている」とは言えないのではないでしょうか?

「失敗するのが怖い」と思ってしまうのは、
100点を基準とした減点方式の教育法の影響かもしれません?
しかも、自分の犬に対しても、
犬が良い行動をしても「できて当たり前」だと思って褒めない・・
でも、犬が間違った時だけは「しっかりと叱る」
と言うように減点方式で犬を育ててしまうと、
犬も「言われた事だけやる」とか「叱られないようにしよう」と言うような、
合格ラインギリギリまでしかやらない犬になってしまう事も多いのだそうです。

犬と向き合い、心を育てて行く為には、しっかりと犬を観察し、
良い所はドンドンと褒めてあげて行くのが良いそうです。
そして、自分の行動に対し「飼い主さんが褒めてくれた」と言う喜びや満足感・・
充実感が犬の良い行動をドンドンと増やし、
自信が生まれてイキイキとした表情になると思います。

以前はできなかった事を犬ができるようになればそこを褒めてあげる・・
以前より良い行動ができていれば、そこを褒めてあげる・・
そうして多くの飼い主さんが犬と向き合い、沢山、褒めるようになれば、
犬に対して暴力を振るう事も体罰を用いる必要もなくなると思います。(^▼^)ノ
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