保護犬を迎える時

 2013-08-02
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保護犬を家に迎え入れた時・・・
「とにかく、少しでも安心感を与えてあげたい」と、
撫でたり、話しかけたり、抱っこをしたりしてしまいたくなる気持ちは分かりますが、
最初の2~3日はなるべく構わないようにして、
新しい家の様子を見せてあげるだけの方が良いみたいです。

人間だって会社に入社した日に歓迎会を行ったりはしませんよね?
初めての環境、初めての人に囲まれ、
緊張や興奮で疲れている新人に対しては、
仲間の紹介もあいさつ程度にとどめ、
バリバリと仕事を手伝って貰う・・と言うよりは、
最初の一週間ぐらいは職場の雰囲気や仕事の流れを感じて貰いつつ、
少しずつ会社のルールや人間関係を学んで貰う・・
と言う感じだと思いますから、保護犬に対しても、
最初は家の中の雰囲気に慣らしてあげる程度で良いと思います。

あと、自分の場合は、どんな保護犬に対しても、
余計な先入観は持たないようにしています。
「それはどうしてか?」と言いますと、
「良い子の定義」は人それぞれですし、
「問題だと思う事」もまた、人、それぞれだからです。

ですから、情報として頭の片隅には入れておきますが、
最終的には犬を見て、自分で判断するようにしています。

特にセンターに自分の犬を持ち込むような飼い主は、
自分を正当化する為に「噛まない犬」を「噛む犬です」と言う場合もあるそうです。
しかし、飼い主に「噛む犬」と告げられてしまうと、
「攻撃的な犬は譲渡対象にならない」と判断されてしまう事も・・・
自分で持ち込んでおきながら犬の譲渡のチャンスまで奪ってしまう・・
本当に許されない事だと思います。

それに「噛む」と言っても、
「人間の暴力から自分の身を守る為に仕方なく」と言う子と
「何も教わっていないので感情の赴くままに行動している」
と言う子では、ケアの仕方が変わってきます。

また、「アニマルプロテクション」さんは、
保護した時の写真をアップして下さるので、
その写真を見て判断する場合も多いです。

犬の表情が「キョトン」としている子の場合、
「この子は何も教わってきていないから、
 して良い事と悪い事が分からず、
 吠えたり、噛んだりして捨てられたのかも?」
とか、
人間に大人しく抱っこをされているけど、
表情が嬉しそうではなく、
人間の事を見ないようにしている犬の場合、
「人間の愛情を知らない子なのかもしれないな?」
と言う風に心構えをしておきます。

勿論、それも写真の印象・・
先入観でしかありませんので、
実際に会ってみたら、すごく明るい子だったり、
頭の良い子だったりする場合も多いです(^^)

自分も昔は「保護犬」と言うと強い攻撃性があり、
飼い主さんがいくら頑張ってもコントロールできない犬・・
と思っていましたが、
実際は普通の家庭犬と何も変わらず・・
飼い主さんから何も教わっておらず
自分の中の不安や欲求から吠えたり、
我慢を知らずに自分勝手な行動をするなど、
何も教わっていないから・・・
どうして良いのかがわからないから
自分の思うままに行動した結果が
飼い主には問題行動と映り、飼い主の我慢の限界を超えた時、
捨てられてしまったのかもしれません?
でも、多くの飼い主さんは、
それでも、何とかして頑張ろうと努力します。
ですから、犬が捨てられるか捨てられないかと言うのは犬の問題ではなく、
飼い主側の問題だと思います。

また、そう言う子は病気や肥満になっている事が多いです。
犬にルールや我慢・・・正解を教える事をせず、
甘やかすだけ甘やかして、吠えたら食べ物を与えて黙らせ、
ブクブクと太らせておいて、病気になったらお金がかかるからと言って捨てる・・
許されない事ですが、だからと言って、捨てた人を責めたとしても、
この先も同じような理由で捨てる人は後を絶たないのが現実だと思います。

犬が何も分からないから問題行動を起こしているのであれば、教えてあげれば良いだけです。
その為にはきちんと「犬の心」と向き合う必要があると思いますし、、
「犬のボディランゲージ」から気持ちを理解しようと言う「思いやり」や
「犬の自信を育む」ような「教育」を広める事が大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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