パピー教室よりも家庭の教育

 2013-06-09
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昔は犬同士の「社交の場」と言うと「ドッグラン」がメインで、
そこで犬に吠えられたり、追い掛け回されたりと、
嫌な思いをした事で自分の犬が犬嫌いになってしまった。
と言う話もよく聴きます・・

最近は仔犬の社会化を目的とした
「パピー教室」が行われる場所が増えてきましたが、
「パピー教室」と言っても、色々とあるようで、
「子犬ばかりで成犬が居ない」と言う事も多いみたいです・・

飼い主さんとしては
「身体の小さな子犬ばかりの方が安全」と思われるかもしれませんが、
幼稚な子犬達ばかりではお互いの「幼さ」に寄りかかりあっているだけ・・
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母犬役の成犬・・またはトレーナーさんが仔犬同士の間に入ったりして、
場の雰囲気をコントロールをしてくれるのなら良いのですが、
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単に「遊ばせる事」を目的としている「パピー教室」の場合、
自分の欲求を表現するのは得意になるけれど、
相手の気持ちを読み取るのが苦手となってしまう場合も
あるのではないかと思います。

また、オテやオスワリ、呼び戻しなどの
服従訓練を教える所もあるそうですが、
そうした事が早い段階からできるようになったからと言って、
犬の知能が高くなるわけでも、
将来、犬が飼い主の言う事をよく聞くようになって、
問題行動を起こさない。と言う事でもないと思います・・

まぁ、正直、吠えたり噛んだりと激しい問題行動がある成犬よりも、
素直で大人しくて扱いやすい仔犬の方が
ドッグトレーナーさんも楽だし簡単と言うのもあると思いますが、
「子犬の早期教育」を推奨する理由として、
子犬時代は脳の大きさが何倍にも成長する時期で、
それを過ぎると脳の発達スピードは緩やかになってしまうので、
この大切な成長期に沢山の事を教えてあげましょう。
と言う話もよく目にしますが、実際の所、どうなのでしょう?

個人的に「脳が成長段階」と言う事は、
逆に言うと「まだまだ未熟」と言う事だと思いますので
脳が未発達な時期に沢山の事を教えようとしても、
覚えられない事、できない事ばかりになってしまい、
結局、犬も飼い主さんも
お互いにストレスになってしまうのではないかと思います。

ちなみに人間の子供が社会性を身につけるのは、
だいたい4~5歳ぐらいから・・・
思考力が身に付いて来るようになってからだと言われているそうですから、
パピーの頃は「しつけ」は二の次にして
「楽しい事」を沢山、教え、心を豊かに
育ててあげるのが良いのではないかと思います。

それに、「社会性の土台」と言うのは「教室」で教えて貰う事ではなく、
犬と人間とが暮らして行く家庭の中で、
自然と身について行くものではないかと思います。
飼い主さんとの関係性を通して、
して良い事やしてはいけない事などのルールや我慢を覚えて行く・・
そう言う意味では「家庭」は社会のマナーやルールの基礎を学ぶ所であり、
その為にも家族の協力が、とても大切なのではないかと思います。(^▼^)ノ
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