「無関心」と言う暴力

 2013-05-23
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犬が飼い主さんの靴下を持って行ったり、
大事なぬいぐるみをおもちゃにしていたり・・
そう言う時、つい、「飼い主の事をバカにしている」
と思ってしまいがちですが、
実際は「飼い主さんと遊びたい」とか、
「飼い主さんとの追いかけっこが楽しい」
と言う気持ちで行っている事は多いと思います。

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仔犬の頃はこう言った「いたずら」をする事が多いです。
飼い主さんからすると、落ち着きが無く大変に思える時期ですが、
この頃はとにかく色々な事を見て、
感じて、学ぼうと言う「インプット」の時期ですから
「しつけ」よりもとにかく沢山の事を
経験させてあげる事が大切だと思います。
また、靴下を持って行かれるのは困りますが、
犬が飼い主さんに対して積極的に関ろうとしている姿勢は、
とても素晴らしいと思いますので、
靴下の代わりに犬用のおもちゃを持ってきたら一緒に遊んであげる・・
と言うようなルールを作ってあげると
困った行動も減って行くのではないかと思います。

逆に言うと、この時期に
犬の思考や行動を制限し過ぎてしまうと大変です・・
まぁ、やんちゃ過ぎる犬の場合、
「教育」として「無視」や「叱り」を用いて
思考や行動をある程度、制限する事はありますが、
実際は「無視」ではなく「無関心」・・
「叱り」ではなく「感情的な罰」で
犬を大人しくさせよう・・としてしまう事も多いのではないかと思います。
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「愛情」の反対は「憎しみ」だと思われる事は多いですが、
「愛情」の反対は「無関心」だそうです。
「憎しみ」と言う感情には、
少なからず「愛情の裏返し」と言う部分がありますが、
「無関心」には「愛」がありません・・
また、「叱り」は犬に「過ちを教える」と言う部分がありますが、
「感情的な罰」は単なる自分の都合・・
中には「体罰は愛情だ」なんて言う人も居ますが、
他に教える方法が沢山、あるにも関らず、
安易に「体罰」を用いると言うのでは、
そこに本当に「愛」があるのかどうか疑わしく思ってしまいます。

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ニコニコと楽しそうに飼い主さんを動かしている犬と、
暗い眼をして飼い主さんのそばでジッとしている犬・・
パッと見はイタズラをしている犬の方が問題がありそうに思えますが、
実際は後者の方が心に大きな問題がある場合が多いです。

ですから、犬の行動をコントロールしようとし過ぎたり、
犬の行動だけで良いとか悪いとかを判断するのではなく、
犬の心に目を向ける事も大切ではないかと思います(^▼^)ノ
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