犬の表情とストレス

 2013-04-23
「アニマルプロテクション」さんから
一時預かりをさせていただいている「マーブル」君です。
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最近、少しずつですが顔から不信感や険しさが消え、
穏やかな表情を見せてくれる事が増えてきました。

「犬の顔の表情を、人はどれほど理解できているのか?」
に飼い主さんがどれくらい
自分の犬の表情を読めているかについて書かれていますが、、
表情を読み取っているつもりが、
読み違えてしまう事で逆に犬にストレスを与えてしまっている事も
あると思いますので難しい所です・・

表情と言うと、「ライ・トゥ・ミー / 嘘の瞬間」と言う海外ドラマに、
一瞬だけ顔に現れるような「微表情」から、
人間の「ウソ」を見破る主人公が出てきますが、
デンマーク人のアニマルトレーナー「ヴィベケ・リーセ」先生は、
犬の瞬間的なボディランゲージから犬の気持ちを読み取れるそうです。

そこまでの技量があれば、
犬にストレスを与える事もないかもしれませんが、
人間の親だって、自分の子供の気持ちが全て読めるわけでは無く、
的外れな指摘や叱り方をしてしまう事も多いと思いますし、
自分達も親や教師から、そんな的外れな叱り方をされた事はあると思います。
しかし、子供はそんな理不尽な接し方の中から、
「自分と他者の違い」を知ったり、我慢を覚えたり、
「世の中の理不尽さ」とどう付き合うか?を学ぶそうですから、
そこまで焦る必要はないかもしれません?(^^)

心理学の世界には、話をしている時、
相手が自分の話に対して「ウン、ウン」とうなずいていたとしても、
腕を組んでいる場合は「内心では納得していない・・」と言う、
ボディランゲージがあるそうですが、
こう言った無意識のボディランゲージは犬にもあり、
犬があくびをしたら緊張しているサインだとか
前足を上げている時は不安を感じているなど、
犬に共通する心理的ボディランゲージを知ってあげる事で、
いち早く、犬の不安や恐怖を察知し、
それを取り除いてあげる事もできるのではないかと思います(^^)

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↑この写真は、ウチに来たばかりの頃のマーブル君です。
自信が無く、不安そうな表情ですよね?

この子は、以前、うちで一時預かりをさせていただいていた子です。
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口が開いています。
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怒って手に噛み付こうとしているようにも見えますが、
そうではなく、「楽しい」のだと思います(^^)

ちなみにその子がうちに来たばかりの頃の写真です。
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口が開いているので「笑顔」と思ってしまいがちですが、
不安で呼吸が早くなり、
口が開いてしまっている「ストレス顔」です。

これも「笑顔」と言われてしまいそうな顔ですが「ストレス顔」です。
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違いはどこでしょう?
それは目の輝きです。
この子の楽しそうにしている時の目の輝きと比べ、
自信が無く暗い目をしています。

この子も以前、うちで一時預かりをさせていただいていた子です。
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このお顔も「笑顔」と言われてしまいがちですが、
不安から来る「ストレス顔」です。

目に力も輝きも無く。
まぶたが閉じ気味で目尻が落ちて口が開いている・・
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環境が変わったばかりの頃は、
不安からこう言う表情をしている犬は多いです。

これは、それから数ヶ月が経った頃の写真です。
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真ん丸い目をしていて、落ち着いているのが分かると思います。

穏やかです。
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犬の「笑顔」と言いますが、
実際、穏やかで楽しそうにしている犬と言うのは、
口が閉じている事が多いと思います。
逆に口が開いている時は、不安やストレスが原因だったり、
激しい運動をして呼吸が早くなっている場合が多いですので、
落ち着けるように静かな場所に移動してあげるのも良いと思います。

また、犬は人間のように表情筋が発達していませんので、
犬の表情を擬人化して考えると読み違えを起こしてしまう事も多いと思いますので、
個人的には目の情報から気持ちを察してあげるのが良いと思いますし、
その為には、自分の犬だけでは無く、
色々な犬を見るのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ :一時お預かり トラックバック(-) コメント(-)
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