叱る事より気づかせる事

 2013-04-12
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母親が愛する子供を見た時、
何より先に出てきやすいのが文句の類だそうです。

子供が2歳ぐらいまでは笑顔で優しく接していたのに、
3歳ぐらいになると急に母親の顔つきや口調が厳しくなる事も・・
それはなぜかと言うと、2歳ぐらいまでは自分の子供しか見ていないけど、
子供が幼稚園に入る頃になると、急に周りの子供達と比べてしまうようになり、
劣った部分が気になって、焦りが出てきてしまうからだそうです。

犬も似たようなものかもしれません?
子犬の頃はあまり外には出さず、
家の中で犬と一対一で楽しく過ごしていたのに、
犬が1歳近くになって、散歩中に他の犬から逃げたり、吠えたりすると、
急に周りの犬と比べて焦りが生まれ、
「しつけをしなければ・・」とか
「社会化をしなければ・・」と、
ニコニコとした楽しいお散歩から急に笑顔が消え、
険しい表情で歩かれている飼い主さんも多いように思われます。

そうして、自分の犬の事が心配になると、
他の飼い主さんから色々とアドバイスを受けたりしますが、
みんな言っている事はバラバラ・・
でも、折角、教えて貰ったのだからと、言われた事を基準にして、
できて当たり前・・できないと叱られる減点法のしつけ方をしてしまうとしたら、
犬だって面白いわけがありませんし、
叱られない為のしつけではやる気だって起きないと思います。

また、犬と飼い主さんの意識のすれ違いも
問題をややこしくしてしまっている事は多いようです。
飼い主さんが叱っている時、
犬があくびをしたり、身体をかいたりしている・・
飼い主さんは「犬にバカにされている!」と思ってしまう事は多いですが、
これは「落ち着いてください」「凄く怖いです」と言う
犬が出す「緊張のサイン」だったりするのです。

また、短く叱る事も大切だそうです。
長く叱っても意味がありませんし、
犬が叱られている理由が分かるように伝える為には、
いけない事をした時に、その場ですぐに叱る事が大切だそうです。

しかし、だからと言って叱る事や叱り方が重要なわけではなく、
大切なのは、犬に「気づかせる」事なのだそうです。
ですから、必ずしも叱らなくてはならないわけではなく、、
犬が間違いに気づき、正解の行動をできるようになるのなら、
「褒める」でも「励ます」でも「待つ」でも良いそうですし、
逆に言うと、犬に合わせて、
それらを臨機応変に使い分けてあげる事が大切だと思います。

勿論、中には叱らなくてはならない場面もあると思います。
最近は「叱らないしつけ」と言うのが良いしつけのように言われていますが、
子供が落ちたら死んでしまうような高い所で遊んでいる時に
叱らずにいられる親はいないと思いますし、
子供が次に同じような事をしそうになった時、
怖い顔をして怒っている母親の顔が記憶に浮かんだ事で、
その行動を思いとどまるとしたら、
叱ると言う事も必要だと思います。

ただ、だからと言って叱ってばかりでは問題ですから、
叱る前に「どう伝えたら犬が理解しやすいか?」を考えるようにすると、
飼い主さんも「すぐに叱る」と言う習慣が無くなって行きますし、
自分の犬との接し方を考え、じっくりと問題に取り組むようになるので、
焦りも消えて行くのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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