結果を求めない事で見えてくること

 2013-02-19
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「犬のしつけ」と言うと、
「オテ」や「オスワリ」、「脚側」などを教える事・・
と思ってしまいがちです。
勿論、そう言う事も大切ですが、
本来は「犬と一緒に何かをする」と言う「過程」・・
コミュニケーションが大切だと思うのですが、
実際は「できる」とか「できない」と言う
「結果」にこだわってしまう飼い主さんも多いのではないかと思います。

しかし、これは「成績」などの「結果」のみを重視した
「学校教育」の弊害ではないかと思います。
学校ではテストの成績のみで優劣が判断され、
「過程」が評価される事はありません・・
勿論、「過程」があるからこそ「結果」に結びつくのだとは思いますが、
「結果」を求めすぎるあまり、
見えなくなってしまう事もあるのではないかと思います。

犬の行動に問題がある・・
これから問題が出てくるかもしれない・・
そう言った理由でドッグトレーナーさんに教わりに行く飼い主さんも多いと思いますが、
中には自分の犬をトレーナーさんの所へ連れて行くだけで自分の仕事は終わり・・
あとはトレーナーさんが良い子にしてくれるだろう・・
と言う風に考える飼い主さんも多いそうです。
多分、親が子供を「塾」や「野球教室」に連れて行く感覚と同じ・・
「教わるのは犬で自分は関係が無い」と言う先入観があるからだと思いますが、
犬のしつけには飼い主さんの関わりが重要ですので、
飼い主さんがトレーナーさんの言う事ややる事を覚え、
家に帰ってから復習をしないと、毎回、毎回、同じ事を教わる事になったり、
トレーナーさんに教わっている時だけ良い子にしてやり過ごす犬になってしまい、
お金と時間の無駄になってしまう事も多いので注意です。

また、ドッグトレーナーさんに教わる事も大切ですが、
トレーナーさんに言われた事しかやらない・・
と言う風では、たしかに犬は良くなりますし、
色々な事が上達するかもしれませんが
他人に「どうやって育てたんですか?」と聞かれても答えられない・・
困っている飼い主さんに「うちの犬はどうしたら良くなりますか?」と聞かれても
教わった事は教えられるけど、どうしてそう言う事をするのか?
それをするとどうして良くなるのかが分からない・・
説明できない・・と言う事も多く、
しつけのできた犬を連れている事で「自慢」にはなっても
飼い主さんとしての「自信」にはなっていない事もあるのではないかと思います。

また、ドッグトレーナーさんに犬を預けて良い子にして貰うなど、
プロに任せれば短期間で問題が解決したり、
今までできなかった事ができるようになるかもしれません?
確かに効率は良いのかもしれませんが、
試行錯誤をしつつ、できなかった事ができるようになった。とか、
できなかった事をできるようにさせてあげる事ができた。と言うのは、
飼い主さんのみが味わえる楽しみや喜びであり、
そう言った達成感、充実感が
飼い主としての自信につながる事もあるのではないかと思います。

頑張りに対して結果が出ない試行錯誤の時期は辛い事も多いです。
でも、「どうしたら良いんですか?」と答えを聞くばかりでは、
それが解決しても、すぐにまた「どうしたら良いんですか?」が出てきて
不安が尽きない事も多いと思いますし、
自分で考えたからこそ、
トレーナーさんのアドバイスの意味が理解できたと言う事も多いと思います。

効率が良い事が一番なのか?、
もう一度、考えてみるのも良いのではないでしょうか?(^^)
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