多頭飼いで犬の性格は変わる?

 2013-01-05
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「性格」と言うと「血液型」が関係していると考える人は多いですが、
実際は「性格」と「血液型」に科学的な関連性は証明されてないそうです。
では、何が「性格」に大きな影響を与えているか?
それが「バースオーダー」・・
つまり、兄弟や姉妹などと言った兄弟構成・・
そして、生まれた順番が性格や人格形成に大きな影響を与えていると考えられるそうです。

統計によるとプロのスポーツ選手には「末っ子」が多く、
芸能人には「一人っ子」と「末っ子」が多く、
現場を仕切る立場の人には「第一子(長男長女)」が多いそうです。
また、恋愛関係にも影響があり、
甘えるのが上手な末っ子と
甘えられるのが心地よい第一子と言うカップルはうまく行きやすく、
末っ子と一人っ子と言うカップルは逆にうまく行きにくいと言う傾向があるそうです。

では、どうして同じ遺伝子を持つ兄弟や姉妹で
そんなにも性格が違うのでしょう?
それは同じ兄弟間でも親の接し方や
兄弟構成の立ち位置で環境が微妙に変わるからだと思います。

第一子は親からの「期待」を受け、
下の子は親から「愛情」を受けると言う傾向が強いようです。
勿論、親としてはそれぞれ平等に「期待」と「愛情」を与えているつもりですが、
やはり第一子と言うのは親の期待が高く、
特に長男の場合は「跡継ぎ」としての重圧や期待も加わってきますので、
そう言った期待が重荷になり、失敗する事を恐れて優柔不断になったり、
クヨクヨと悩むような性格になってしまう事も多いそうです。
その点、下の子は親からの期待も低く、のびのびと自由に育つので、
親の育って欲しい方向性とは逆に兄は引っ込み思案で下の子は積極的・・
と言う性格になる事も多いそうです。

でも、これって犬の多頭飼いにも同じ事が言える気がしますよね?
先住犬・・特に始めて犬を飼う場合は飼い主としても試行錯誤の日々ですし、
大きな期待と愛情を込めて犬を育てようとする事も多いです。
先住犬の写真は多いけど、後住犬の写真は少ない・・
そんな話もよく聞きます。
しかし、先住犬への期待が高いと「こうでなければ」とか
「こうなって欲しい」と言う意識も強くなり、
叱る事も多くなってビビリで引っ込み思案な犬になってしまう事も多いと思います。
その点、多頭飼いの下の子は、上の子を基準に育てられるので、
それ以上の期待はされず、叱られる事も少なくのびのびと育ちます。

また、もともと、1頭飼いで一人っ子だった先住犬は、
飼い主さんからの愛情を100%受けていましたが、
多頭飼いで犬が増えた事で飼い主さんからの愛情が減ったと思って自信を失い、
どうにか飼い主さんの意識と愛情を再び自分の方へと向けさせようと、
一人っ子の時に構って貰った記憶をもとにワガママな行動に出て
飼い主さんを困らせるようになる事も多いです。
その点、後住犬は上に絶対的な存在が居るので追う立場になります。
先住犬の行動と飼い主さんの反応を常に観察し、
どう言う事をしたら飼い主さんが怒るか?を学びます。
そして、どうしたら飼い主さんの注目を自分の方へ向ける事ができるかを考え、
おどけたり、すねたりと先住犬とは違うやり方で
したたかに飼い主さんの気を引こうとする事は多いです。

また、期待が高い反面、甘やかされて育った先住犬と違い、
飼い主の期待も低く、先住犬が
「常に一番」と言う環境の中で育った後住犬は意外と我慢強く、
家族が人間だけだった先住犬と違い、
最初から犬が居る家の中で育つので犬に対する苦手意識も無く、
ここでも飼い主さんの考えとは裏腹に
先住犬は社会性が低く頑固でワガママで、
後住犬は社会性も高く調子が良い・・
と言う結果になる事も多かったりします。

まぁ、とは言っても、
多頭飼いでの年齢や迎え入れた順番が犬の性格を決定付ける全てではありませんし、
環境が性格に影響を与えるのなら、
育て方を間違えたと思ったのなら環境や接し方を変えてあげれば良いだけです。
その為にも期待と愛情のバランスを常に考え、
接し方を調整してあげる事も大切ではないかと思います。(o^∇^o)ノ
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