犬を「叱らない」と言う事は・・

 2012-12-30

「アニマルプロテクション」さんから
一時預かりをさせていただいている
「ミッキー」くんの足の裏の毛をバリカンで刈っている動画です。

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ウチに来た時から
足の裏の毛が物凄く伸びていたのは気になっていたのですが、
ようやく切る事ができました(^^)

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しかし、前足はまだです・・
後ろ足は結構、触らせてくれる犬は多いですが、
歩く時にメインで使う前足は触れられる事も
嫌がる犬は多いです。

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前足を横から見た感じです。
まぁ、トリミングに出してしまえば良いのですが、
仰向けに抱っこされる経験が少ないのか、
最初は緊張してお腹も見せられない状態だったので、
環境が変わったばかりで不安な時に
さらにストレスをかけてしまうのも可哀想ですし、
基本的なお手入れは、なるべく飼い主がやる方が良いと思うので、
まぁ、お金が無いと言うのもありますが、
少しずつ少しずつ練習して、
3週間目にして、ようやく、ここまでできるようになりました♪(^^)

まぁ、でも、お腹も見せられないような子では、
病院に行った時に困りますし、
仰向けにしたり、色々な所を触る練習は
健康チェックにもなりますので、
これからも続けたいと思います!

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ちなみにこの毛は?
と言いますと・・

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尻尾にあった大きな毛玉です。
これもウチに来た時から気になっていたのですが、
関係性や信頼関係が構築できていないウチから
ハサミやバリカンを持って無理やり取る・・
と言うのもアレですし、
生死に関る事でもないので、
まずは関係性の構築と身体に触られる事に
慣れさせる事を優先させました。


ちなみにこれがもう少し前の段階です。
バリカンの音を聞かせたり、
ほんの少しだけバリカンを当てる事で、
「痛くないよ、怖くないよ」と言う事を教えています。
勿論、褒めとおやつを沢山、与える事で
「良い事(褒めとおやつ)」>「嫌な事(バリカン)」
と言う印象になるようにする事も大切だと思います。

こう言う風に少しずつ教えて行く・・
少しずつ慣らして行くと叱る必要が無くなります。
つまり「叱らない」と言う事は、
叱らない代わりに少しずつ教えて行く手間や努力を惜しまないと言う事で、
散歩に行ったりご飯をあげたりと言う愛情を与えていれば、
いつか犬がそれを理解して思い直してくれる・・とか、
飼い主が叱るのを我慢していれば、
いつかその気持ちを察して、自分の行動をあらためてくれる・・
と言う事ではないと思います。

そう言う意味で言うと「愛情が大事」と言うのは、
スポーツでよく使われる「根性論」に近いのかもしれません?
知識や技術の無い人ほど、やたらと「根性だ、根性だ」と言う事は多いです。
勿論、根性は大切ですが、
「根性」だけで「知識」や「技術」が伴わなければ結果には結びつきません・・
同じく「愛情」も大切ですが、
「愛情」だけで知識も技術も無ければ結果には結びつかない・・
犬の行動を変える事は難しいのではないかと思います。

一見、「叱らない」と言うと犬に優しい方法のように思えてしまいますが、
実際は叱らない変わりにしなければならない事・・
あきらめずに続けなければならない事は沢山、あると思います。
まぁ、「叱らない」を推奨する人の中には、
「結果が出なくても、頑張っている事が大切」と言う人も居るようです。
勿論、その人の考え方ですからそれで良いと思いますが、
でも、もしスポーツのコーチが
「結果が出なくても良いのです、努力の姿が美しいのです」とか、
ダイエットの先生が
「痩せなくても良いんです、頑張っている事が大切なんです」と言ったら、
それは違うんじゃない?と思いますけどね。(o^∇^o)ノ
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