ポジティブ・エデュケーション

 2012-12-29
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「朝日新聞デジタル「いじめ防止に武道家の先生を」 
 が持論」

コレって体育会系的思考ですよね?(軍隊的思考?)

どれだけ痛いかを痛みを与えて分からせてやる・・
と言う事を対等な立場ではなく、
立場的に上の人間がやると言う考え方がそもそも、
「クラスの中での地位や立場が上なら
 自分より下の人間を力で支配しても良い」と言う印象を
子供に与えかねないんじゃないかと思います。

それに、いじめ問題は子供達へのストレス・・
親や教師など大人の問題など、
恐怖や暴力で解決できるような簡単な問題ではないですし、
そもそも、恐怖や暴力で思考や行動を抑え込み、
秩序を守らせようと言う発想が古いと思います。

他者をいじめる事で自分の優位性を確認しよう・・とか、
自分に自信が持てなくていじめられた自分が悪いのだ・・とか、
そんなネガティブな気持ちの子供に対しては、
ポジティブな接し方で子供が自分自身に対して自信を育めるようにしてあげる・・
生活習慣や思考習慣を変える事で子供の考え方を変えてあげる・・
実際はそう言う事が必要ではないかと思います。

でも、谷川文科副大臣のように
恐怖や暴力で言う事を聞かせなければダメ・・
と考える人も意外と多いと思います。
犬の飼い主さんの中にも
叱りとチョークチェーンで犬を吊り上げて犬に言う事を聞かせる・・
それが正しいしつけ法だと信じて疑わない人は沢山、居ます。
でも、叱りと罰だけの接し方では犬は不安を感じるばかりですし、
落ち着きが無くて散歩中に気になるものがあればそれに突進する・・
犬を見れば吠える・・と、情動的に行動し、
叱っても褒めても言う事を聞かないし覚えない・・
飼い主を見ないし、まず、言う事を聞こうと言う気が無いので、
結果として、叱りと暴力を使わないと言う事を聞かせらない・・
と言う悪循環に陥ってしまう事も多いのではないかと思います。

しかし、自分勝手で反抗的に見える犬の殆どが不安を抱えていたり、
反抗どころか何も分かっていないと言う事が多かったりします。
草むらの中に気になるモノや匂いを発見するとそっちに向かってしまう・・
犬を見ると吠えてしまう・・
と言うのも多くの場合、
自分の行動と叱られる事が結び付けられていない事は多いです。
叱られると止めるけど、どうして叱られたのかが分からない・・
だから、同じ事を何度もしてしまう。
それを見て、飼い主さんは「犬が反抗している」と思ってしまう・・
不幸なすれ違いですよね?

ですから、犬の場合も一度、叱りや命令を止めて、
犬の行動に対して褒めたり、おやつを与えたりと、
犬の行動や選択に対して前向きに接する
「ポジティブ・コンタクト」を基本とした、
犬に自信とやる気を促す教育法・・
「ポジティブ・エデュケーション」を行ってみるのが良いと思います。

叱りや命令を使わないと、まず、犬の心が落ち着きますし、
心が落ち着くと行動も落ち着き、周りの状況も見えてきます。
そこで、犬の良い選択や行動に対しては褒めておやつを与えるようにすると、
犬の中に「どうしたらおやつが貰えるか?」と考える習慣が生まれますし、
自分の行動に対して飼い主さんが褒めてくれる、おやつをくれると言うのは、
物凄い自信になると思います。

相手の気持ちや意見を聞かず、考えず、
恐怖や暴力で言う事を聞かせると言う事は、
ある意味でコミュニケーションの拒絶です。
ですから犬がもし、言う事を聞いてくれないのだとしたら、
飼い主が怖くて恐ろしい存在になって恐怖や体罰で言う事を聞かせる・・
と言う事では無く、
意味が分かるように教えてあげる・・
犬に考える習慣をつけてあげる事が大切だと思います。(^▼^)ノ
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