ポジティブトレーニング

 2012-12-28
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最近、アニメ化された少女マンガを見ているのですが、
人付き合いが下手で友達も居ない、内気で口下手な主人公が
突然、学校一の美男子から「好きだ」と言われる・・
自分の事を理解してくれて、
自分の存在を肯定してくれて、認めてくれて、
受け入れてくれて、好きだと言ってくれる・・
肉体が目的ではなく「心」が好きだと言ってくれる・・
それがきっかけとなり、
主人公は自信を持つ事ができ、
彼女の周りも変わって行く・・

昔からアニメやマンガにこうした主人公は多いですが、
その理由として「自分に自信を持っていない」
と言うキャラクターの方がより多くの読者の共感を得られる・・
と言う事なのだと思います。

実際、日本人の子供は海外の子供と比べると、
自分の存在に対する自信が低い傾向にあるそうです。
その原因は、色々とあると思いますが、
その一つに親や大人が「子供を褒める」と言う事が少ない・・・
また、アメリカでは「good try!」と言って、
子供が挑戦したこと自体を褒めるそうですが、
日本では「よくやった」とか「残念だったね」と、
「チャレンジ」する事よりも結果に対して言葉をかける事が多く、
「過程」よりも「結果」を重視してしまう傾向が強いように思われます。

そして、それは犬への接し方についても同じ事が言えると思います。
「他の犬とあいさつができない」と言う結果ばかりに目が行ってしまい、
いつもよりも他の犬にちょっと近づけた・・と言う事に気づけない・・
と言う事も多いのではないでしょうか?
中には、わざわざ犬が失敗するのを待ってから叱る・・
と言う飼い主さんも居ますが、
良い事をしても「当たり前」だと褒められず、
悪い事をした時だけ「叱る」をしていれば、
必然的に叱ってばかりになり、
犬は自信を失いますし、正解が分からない為、
悪い事をしなくなる・・と言うよりも、
悪い事をした事を隠したり誤魔化したりする事ばかりを考えるようになってしまう・・
と言う風になってしまいかねないと思います。

命令を出して犬が言う事を聞けたとか聞けないとかでは無く、
犬に選択させる・・
そして犬自身が考え、選択した行動に対して評価をする・・
結果ではなく、チャレンジした事を褒めてあげる・・
そんな風に注意や叱りの多用で
犬の思考や行動を否定して行くネガティブトレーニングでは無く、
褒めとおやつで犬の思考や行動を肯定して行く
ポジティブトレーニングが重要だと思います。

勿論、今までの日本の教育と言うのが、
きちんと子供を叱れている親が「良い親」で、
褒めてばかりの親は甘やかしている「親バカ」と言う認識だった為、
犬を褒めていると「犬を甘やかしている」と
注意されてしまう事もあるとあると思います。
しかし、今までのそうした叱り中心の教育方針やしつけの常識が
結果として子供や犬の自信を育んでこなかった・・
育む事ができなかったのだとしたら、それは間違いとして、
改善して行く必要があるのではないかと思います。(o^∇^o)ノ
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