甘えがでてきたミッキー君♪

 2012-11-24
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「アニマルプロテクション」さんから一時預かりをさせていただいている
ミッキー君の今朝の様子です。
お目目がクリクリとして可愛らしい顔になってきました♪(^^)

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来たばかりの頃は移動の疲れや環境の変化の影響からか、
目が釣りあがっていたり・・

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こう言う疲れた表情をしていたのですが、
静かで落ち着いた環境を与えてあげ、
ゆっくりと休ませてあげたのが良かったのだと思います。

以前はワガママ王子で、
「吠えれば要求が通る」と言う想いが強いのか、
吠えに対して強い自信を持っていましたが、
最近は少しずつ「我慢」を覚え、
先住犬を先に出していてもクレートの中で順番を待てるようにもなりました♪
しかし、一番の大きな違いは、
「甘え」をしてきてくれた事だと思います(^^)

「甘え」と言うと「甘やかし」のようですが、
「甘え」と「甘やかし」は違います。
「甘やかし」は犬が求めるがままに答えてあげてしまう事・・
また、犬が求めなくても世話を焼いてしまう過保護や過干渉の事で、
おやつやおもちゃ、「身体を撫でろ」など物理的な求めに
応えてあげてしまう事であり、、
「甘え」は「怖いから助けて」とか「寂しいからかまって」とか
「遊んで」とか「好き」とか犬からの精神的な求めです。

実はこの犬からの「甘え」が凄く重要で、
人と気持ちや心のつながりを求める気持ちがあるからこそ
人の言葉も気持ちも初めて犬に伝わるのではないかと思います。
しかし、甘やかされて来た犬は甘えてきません・・
なぜなら、人に精神的なかかわりを求めなくても、
吠えたり暴れたりすれば物理的な欲求が満たされますし、
人間からの過干渉により精神的に疲れている子も多いからです。

そして、そう言う子に対しては「叱り」も「褒める」も通じない事が多いです。
なぜなら、今まで教わってこなかったので、
自分の行動と叱られた事が結びつけて考えられない・・
自分の行動と褒められておやつが貰えた事が結び付けられない・・
と言う根本的な部分すら理解できていない子が多いと言うのもありますが、
吠えれば欲求が満たされてきたから人に教わると言う気が無い・・
何かを新しく覚えようと言う気も無い・・
逆に言うと、人に甘えてこない・・・
犬に聞く気持ちがないうちは何かを伝えようと思っても
受け入れてもらえない事も多いのではないかと思います。

ですから「sideWAN」さんでは犬の思考や行動の問題に対し、
まず、はじめに「犬との精神的なつながり」・・
犬の気持ちを変える事から始めます。
しかし、そう言った「sideWAN」さんの考え方は、
「犬に何かを教える」とか「何かをやらせる」など、
「形から入る」と言う先入観を持つ飼い主さんには理解されない事が多いです。

ちなみに今日の朝の様子です。

ミッキー君は排泄がしたかったようで、
甘えて来る事は無かったのですが、
排泄が終わった後は甘えてきてくれました(^^)
でも、これだけハウスの中で静かに我慢できている事は凄いと思います。
勿論、まだまだですが、
世間には犬が可哀想と我慢をさせなかったり、
自分の可愛がりたいように可愛がり、
犬を甘やかしてワガママにさせてしまうボランティアさんも多いそうです。
でも、その結果、里親さんの所で犬がワガママを発揮してしまうとしたら、
マイナスのスタートになってしまいますし、
「やっぱり保護犬は・・」と言う風潮が広がってしまえば、
里親さんを待つ他の保護犬たちが可愛そうだと思います。

勿論、だからと言って服従訓練で大人しくさせる・・
と言うのも違うと思います。
そんな事をすれば、臆病で人間不信な犬になってしまい、
それはそれでマイナススタートになってしまうと思いますからね・・

最後にコミュニケーションの風景です。

これはトレーニングに見えますが、トレーニングではありません。
できる、できないとか形にこだわるのではなく、
「人の話を聞くと良い事があるよ♪」と言う関係性を理解して貰う為です。
特に後半は足をくぐる練習をしています。
この程度の事が「怖い」と言う子も多いですから、
怖いと言う気持ちを克服させて「自信」をつけさせたり、
怖い事が起こらないと言う「安心感」を与えてあげたり、
頑張ると良い事があると言う「達成感」を教えてあげています。
最初はおやつを見せて誘導しています。
でも、できるようになったら、おやつは見せずに合図で行動をして貰い、
その頑張りに対し、喜びを分かち合うと言う意味でおやつを与える。
そう言う風にして行きたいと思っています♪(^^)
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