犬の自主性や好奇心を奪わない

 2012-10-18
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仔犬の頃は素直で飼い主さんに対して従順でも、
1歳近くになると色々な物への関心が高まってきます。
危険な所へ行ったり、
折角、片付けたオモチャをすぐに引っ張り出したり、
何でも口に入れたり、大切な家具や物をかじったりと
とにかく動き回って目が離せない事も多く、
飼い主さんにとっては、とても手のかかる状態です。

そのぐらい仔犬を育てる事は大変なので、
「時間」と「心」と「体力」に余裕がないと、
仔犬から飼うのはちょっと難しいと思いますし、
自我や欲求も強くなってくると、
こちらの指示や命令に対して、逃げたり、聞こえないフリをしたりして
飼い主さんをイライラさせる事も多くなってきます・・

しかし、こう言う時の犬はとても楽しそうですし、
こう言った事が犬の心の成長には大切なのだそうです。

飼い主さんへの「反抗」は「自立」のサインですし、
「いたずら」は「好奇心」の現れです。
飼い主さんからしてみれば「困った行動」でも、
その行動には犬なりに理由があったりするのです。
ただ、それでも危険な事や
飼い主さんがされて困る事に関しては叱っても良いと思います。
飼い主さんによっては、
「まだ赤ちゃんだし、言っても分からないし、
 叱るのは可哀想なので、もう少し大きくなってからしつけをすれば良い・・」
と考える方も多いようですが、
「叱る」とは「良い事と悪い事の区別」を示す事・・。
犬も小さい時は素直ですし、
飼い主さんが喜ぶような行動を積極的にしたいと思ってくれていますので、
飼い主さんの要望が比較的、通じやすいこの時期に
「良い事」と「悪い事」の区別を犬に示しておくと、
それが生活習慣や価値観の基本として定着し、
その後、いちいち叱ったり命令したりしなくても
すむようになる事は多いと思います。

ただし、飼い主さんの「叱る基準」がコロコロと変わったり、
あれもこれもと叱り過ぎたり、
犬の行動を止めてしまい過ぎるのは問題だと思います。
「大人しくして欲しいから」と犬の自由行動を奪ったり、
過剰に制限したり禁止したりする事で、
犬の「自立心」や「自発性」まで奪ってしまう事は多いと思います。
また、「叱る基準」として、犬にも飼い主さんと同じような
「見通し」や「判断力」を求めてしまうのは酷だと思います。
人間は無意識のうちに「目標」に向かって
「合理的」かつ「効率的」に手段を考えますが、
犬は「合理的」とか「効率的」なんて考えませんし、
さらに、未来を想像して計画的に物事を考える事もできません・・
犬が考えるのは「自分が楽しいこと」です。
だから犬に対して「こう育てよう・・」と思っても
なかなかその通りにはならない事も多いと思います。

犬育ては必ずしも「合理性」や「効率性」とは一致しないそうです。
だから伸び伸びと、犬の自主性や好奇心、
そして自信を育ててあげられるような犬育てが良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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