犬を相手に心理戦に持ち込む

 2012-10-06
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格闘技の本を読むと、
「こう言う攻撃をされたらこう反撃をする」と
写真入りで載っていたりします。
サッカーの本などでも相手の抜き方や
ディフェンスの方法などが紹介されていますが、
実際は本に書かれている事をそのままやっても
うまく行かない事は多いです。
なぜなら相手はその通りには動いてくれないから・・
本に書いてある方法も一回目はうまく行くかもしれませんが、
次からは相手も警戒し、対応されてしまう事は多いです。
だから、練習や実戦の際には、スピードやパワー、技術だけでは無く、
相手に対してフェイントを入れたり
逆にフェイントかどうかを見極めたりと言う
心理戦が重要になってくるのです。

ですから、本を読むだけで格闘技やスポーツが
上達すると考える人は少ないと思いますが、
なぜか、犬のしつけ本に関しては、
そのままの方法が通用すると思ってしまう人は多いような気がします。
犬のしつけ本を読むと問題行動に対して
「ああしましょう」とか「こうしましょう」と書かれていますが、
犬がそれに対して「対応してくる」とか「裏をかいてくる」などとは思いもしない・・・
「できなかった」とか「無理だった」と言って諦めてしまい、
「どうしてできなかったのか?」を考えずに
もっと良いしつけ法があるのではないか?と考えてしまう事も・・
でも、そんな独りよがりな考えでは
いつまでたっても上手く行かないのではないでしょうか?
野球のピッチャーだって、どんなに剛速球を持っていたとしても、
独りよがりにそれだけを投げていたら対応されて打たれてしまいます。
だから相手の心理の裏をかき、緩急をつけたり、
変化球を投げたりする事が大切になってきます。
犬のしつけも同じだと思います。

犬も人と同じように「心」を持っています。
「犬は飼い主に忠実で裏切らない」と言うイメージがありますが、
実際は多くの動物がそうであるように犬も利己的な生き物です。
だから自分が嫌な事に対しては何とか逃げようとしますし、
しなくても済むように考えてきます。
ただ、犬は「聞こえないフリ」や「知らないフリ」など、
情報を隠蔽する事はできても、
人間のように他者を欺く事はできません。
状況を判断し、相手の知識や思考を理解して、
それに合わせて臨機応変に嘘を重ねて行くような高度な事は無理ですので、
心理戦や頭脳戦に持ち込めば人間の方が有利なハズです(^^)

スポーツの選手には色々なタイプが居るように、
犬も色々なタイプが居ます。
本やネットに書かれている事をそのままやって「ダメだ」と言うのではなく、
その子の成長段階や好き嫌い、思考の癖を観察し、
行動を予測してその都度、対応して行く事が大切だと思いますし、
犬と楽しく暮らす為に大切なのは、
本やPCと向き合って情報を検索する事ではなく、
犬と向き合う時間を充実させてあげる事だと思います♪(^▼^)ノ
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