犬の為、自分の為・・

 2012-08-09
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父性と母性・・
「父性」は必要以上に犬を守ろうとはせず、
犬が嫌な経験・・悪い結果が起きると分かっていてもじっと見守り、
原因から起こる結果を体験させる事で学ばせ、
それを糧に強い子に育てようとするそうですが、
そう考えると、年配の男性は声もかけずに犬を犬に近づけ、
吠えたり吠えられたりする事で、
犬同士の関係を学ばせようとする事が多いように感じられます。
でも、それは「自業自得方式」なので、
普段から物事の関連性を学ぶような教育をしていないと、
正解が分からずに延々と同じ失敗を繰り返したり、
自分勝手な正解を導き出して、
余計に問題を複雑にしてしまう事も多いように感じられます。
逆に「母性」は犬がやる事に対し、
ついつい、手や口を出してしまう傾向があるそうです。
「母性」は犬が嫌な経験・・
悪い結果が起きる事を冷静に見守る事ができず、
救いの手を出してしまう事が多いそうです。
その為、犬は経験ができず、正解がわからない為、
不安から飼い主への依存を高め、
自分では何もできない・・何もやらない子に
なってしまう場合も多いのでは無いかと思われます。

父性と母性・・
どちらが正しいと言う事では無いですし、
父性が強い女性も居れば、
母性が強く、ついつい、手や口を出してしまう男性も多いです。
そして、そう言った飼い主さんの助けが
犬の「自律」を邪魔しているとは思いもしない人は多いでしょうし、
そう言う意識はあるものの、
「犬の為なんだから」と深くは考えない方も多いと思います。

「困っている犬を放っておけない・・」
そう言った思考や行動は、一見、飼い主さんの優しさのようですが、
場合によっては、もう少し我慢して見守ってあげれば
できるようになる事も多かったりします。
しかし、つい、手を差し伸べてしまう事で、
できない子をできないままにしてしまう事も・・

では、犬が本当に助けが必要な場合はどんな時でしょうか?
それは、その犬がまず越えられないようなハードルを目の前にした時と
命や心に危険が迫っている時ではないかと思います。
それ以外は、待ってあげる・・見守ってあげれば、
いずれ自分で越えられるものだと思います。
それを我慢できず、飼い主さんが手や口を出してしまうのは、
犬の為では無く、自分自身の為かもしれません?

確かに困っている犬が答えを導き出すまで待つよりも
さっさと答えを与えてしまった方が楽かもしれません・・
でも、その行為が犬から
「自分で考え、選択し、答えを導く喜び」を奪っている場合も・・
特に多いのが人前で犬ができない時ですね・・
他の子はできているのに自分の犬だけができない・・
それを見られるのが嫌で、
ついつい、手や口を出してしまう飼い主さんは多いです。
でも、それは、犬の為では無く、
飼い主さんの「プライド」や「羞恥心」を守る為の行動では無いでしょうか?

犬との暮らしに生きがいを感じる。とか、
犬を育てる事に充実感を覚える。と言う飼い主さんは多いですが、
犬に自分の理想を押し付けてしまったり、
犬のお世話をする事だけが楽しみ・・と言うのはちょっと危険だと思います。
飼い主さんの楽しみが必ずしも犬の楽しみになるとは限りません・・
自己満足にならないよう、
犬ができるまで待ってあげる事も大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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