犬の心の成長を待ってあげる

 2012-06-10
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犬を見つけると吠えてしまう時は、
吠える前に犬の名前を呼び、
犬が飼い主さんの方を向けたら
褒めておやつを与える事で、
犬に「犬を見つけたら吠えるよりも、
 飼い主さんの方を向いた方が
 おやつが貰えて良い事がある」と教えてあげます。
でも、最初の頃はなかなか上手く行かず、
昨日は吠えずにいられたのに、
今日はすっかり忘れて吠えてしまっている・・
なんて事も・・(^^;
飼い主さんは
「昨日、教えたはずなのに・・」とか、
「一度、できたハズなのに・・」と言って落胆し、
この犬は頭が悪いのだと焦ったり諦めたり・・

でも、一度、できた事でも、
もう一度、やったらできなかった・・
と言う事は多いと言うか普通だと思います。
人間の大人だって、
一回、見て覚えたつもりでも、
忘れたり、勘違いをしたり、ミスをしたり・・
なかなか覚えるのは難しいと思いますからね。

また、記憶だけでは無く、
苦手意識の克服なども心の成長が見え難いものです。
犬が苦手な子が昨日は犬とあいさつできたのに、
今日は全く、できなかった・・と言う風に
心の成長は一歩、進んだかと思ったら2歩下がる事も多いです。
特に仔犬の頃などは、
「ドンドンと育つ時期なのだから、何でもすぐ覚える」
と思ってしまいがちですが、
犬の身体はドンドンと成長して行くものの、
頭も心も必ずしも成長して行くとは限りません。

だから、
「よその子が他の犬と遊んでいるからうちの子も・・」
とか、「よその子がカフェで
良い子にお座りして居られるからうちの子も・・」
と、飼い主さんが犬の月齢だけを基準に
「これくらいはできないとダメなのでは?」と、
目標ばかりを設定してしまうと、
犬は勿論、飼い主さん自身も苦しむ事が多いです。
よその犬と比べて「できる、できない」をチェックして行けば、
当然、できない事の方が多くなってしまいますからね。

どんな犬にも得意な事、興味を抱くものがあります。
できない事ばかりを探すよりも、
それを飼い主さんが見つけて、
ドンドンと伸ばして行ってあげた方が良いと思います。
そもそも、どの子と比べるかによって評価は変わってきます。
飼い主に忠実な犬を求める人は、
他の犬と楽しく遊ぶ事ばかりを優先し、飼い主を見ない犬はダメ犬となりますし、
他の犬と楽しく遊んで欲しいと願う飼い主さんは
飼い主にべったりな犬を残念に思うもの・・

犬のしつけ法は沢山あり、
「こうするべき」と言うアドバイスも沢山、ありますが、
正しい犬の姿は一つだけでは無く、
沢山の、正しい犬の姿がある。と考えるべきだと思います。

だから目標を持つ事は大切ですが、
あまり焦らず、結果を求めすぎず、
犬の成長の度合いに合わせて
その場、その場で根気よく教え、
心の成長を待ってあげればそれで良いと思います。(^▼^)ノ
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