犬を叱るよりも代替案を提示してあげる

 2012-06-09
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散歩中、犬が他の犬に対して吠えたりすると、
相手の飼い主さんへの対面もあり、
反射的につい怒り口調で「ダメ!」「イケナイ!」と
叱ってしまう事も多いと思います。
犬もその場は静かになるものの、
また、他の犬が見えたら吠えたりして
あまり効果が無い事も・・(^^;

そんな時は叱る前に深呼吸・・・
犬が言う事を聞かない・・
言う通りにしないのなら、
「どうしてできないのか?」
「何が分からないのか?」
「どんな風に教えれば伝わるのか?」
などを犬の様子を見ながら
考えを巡らせてみるのが良いと思います。

犬が吠える理由は大きく分けて3つあると思います。
「吠えて追い払う」
「吠えて呼ぶ」
そして「吠えて自分に注目を集める」

飼い主さんの多くは、家族を守る為、
自分を守る為に吠えている・・と思いがちですが、
多くの場合、犬は自分の為に吠えています。
中でも飼い主さんが気づきにくいのが
「自分に注目して欲しい」と言う理由での吠え・・
自分を見て欲しい・・
自分の要求を知って貰いたい・・
理解して貰いたい・・
要求を通して貰いたいからと吠えている場合です。

犬も仔犬の頃は吠えません・・
ペットショップなどで仔犬を買う時など、
吠えなくて良い子だとか
頭が良い子だとか思いがちですが、
それは産まれたばかりの仔犬だからです。
吠える事で飼い主さんが
自分の欲求を呑んでくれると言う事が、
まだ、よく分かってないから・・
自分の行動と結果の結びつきが理解できるほど、
脳が発達していないからです。

その後、脳が発達し、色々な経験を積んでくると、
吠える事で飼い主さんが
何かしらのリアクションをしてくれる事を理解します。
それが、自分のメリットになる事だと分かると、
「吠える=良い事がある」と記憶し、
何か自分の要求したい事が出てくる度に
吠えるようになってしまいます。
だからと言って、叱る事で吠えるのを止めさせようと思っても、
なかなか難しい事が多いです。
その理由の一つに、行動に対する叱りが
犬には理解できていない事が多いからです。
叱りで教えようとする人は、なんでもかんでも叱ってしまいがち・・
沢山の褒めの中、たまに叱りがあると犬も記憶として残りますが、
いつもいつも「あれはダメ!」「これはダメ!」と叱っていると、
何がダメでどれがダメだったのか、
犬も分からなくなってしまうのだと思います。
叱られる事が慢性化し、記憶に残らないから
叱られた事と行動が結び付けられない・・
だから、次もまた同じ失敗をし、また、叱られる・・
悪循環です。
または、叱られる事よりもその行動の方が楽しい・・
メリットが大きい場合も、
犬は叱られても行動を止めようとは思いません。

だから叱るよりも問題を解決する方向で考える方が良いと思います。
犬が要求を伝えたい時は吠えずに飼い主の前に座る・・
などと言う風に教えてあげるのはどうでしょう?
その後、吠えの要求には一切、答えなければ、
犬は吠える事にメリットを感じなくなり、
段々と飼い主さんの前で静かに座るようになるでしょう。
「ダメ!」と言うだけではなく代替案を提示してあげる・・
そうではないと、犬はどうやって
飼い主さんに自分の気持ちを伝えたら良いかが分からず、
もっと強い吠えで要求してくるかもしれませんからね?
そして、その為には良い子に座っていたらきちんと褒めてあげる。
なるべく要求を飲んであげるようにしてあげて欲しいと思います。
そうでは無いと、せっかくの良い行動も意味が無いと思い、
しなくなってしまいますからね・・(^▼^)ノ
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