犬が言う事を聞かない。は成長の証

 2012-06-06
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犬にも人と同じく心があります。
小さい頃は可愛らしく、飼い主さんの言う事を
大人しく聞いていた仔犬も段々と自我が芽生え、
「どうしてそんな事をしなきゃならないの?」
「命令ばかりで嫌だ!そんな飼い主さんはあんまり好きじゃない」
と言う風に飼い主さんから自立する時期が来ます。
それは、本来、心の成長として喜ばしい事のはずですが、
世間的に言われる「リーダー論」が介入してくると、
途端に「反抗」とか「リーダーの座を奪おうとチャレンジしている」と言われ、
悪い事とされてしまいます。

家の外ではとても大人しく、他の人や犬にビビリまくっている犬が、
家の中では自信たっぷりに飼い主に対して吠えたり噛んだりしている事も多いです。
リーダー論的には飼い主がなめられている・・
一番、下に見られている・・
と言われてしまうと思いますが、
でもそれは、他の人や犬に対し「嫌だ」とか「止めて」と自己主張する為に、
一番、信頼できる飼い主さんを相手に自立の為の練習をしている?
とも考えられるのでは無いでしょうか?
仔犬の頃、ビビリつつも吠えて自己主張の練習をし、
飼い主さんの反応を見ながら、
自信をつけたり限度を計ったりしている子は多いと思います。
でも、そこで飼い主さんが「飼い主を下に見ている」とか
「反抗だ!」と思って必要以上の制裁を加えたらどうなるでしょう?
仔犬は怖くなって自己主張をする事を止めてしまうかもしれません?
逆に飼い主さんがすぐに謝ってしまい、
仔犬の自己主張をなんでも聞いてあげてしまったら?
そうすると仔犬は実力が身につかず、
他の犬に対して、実力以上に威張ってしまい、
無視をされたり、逆にやられてしまったり・・
結果、何歳になっても上手く他の犬と
コミュニケーションが取れない事も多いと思います。

人間の子供も自立の為には、
「基本的信頼関係を築く」
「できていることを認めて褒める」
「自分でやろうとしている意欲を見守る」
が必要だそうです。
でも、これは犬の自立にも同じ事が言えると思います。
「基本的な信頼関係」とは飼い主さんと犬との信頼関係・・
自己と他者の関係性をしっかりと確立する事が
自立には必要だと思います。
そして、その基本がしっかりとできているからこそ、
他の人や犬に対しても、
自信を持って挨拶に行けると思います。
そして、その信頼関係を結ぶ為にも
「できている事を褒めてあげる」事は大切だと思います。
できない事ばかりを見て「ダメだ・・」と言うのではなく、
できる事を褒め、肯定してあげる。
それは「おだてる」事でも
「褒めて操作する」事とも違い、
犬の自主性を受け入れて認めてあげる事・・
犬も褒められる事で自信をもち、
積極的が芽生え、自分の存在を
周りにアピールすようになって行きます。
だからこそ、その時に犬自身がやろうとしている事を認め、
その気持ちと行動を見守ってあげる事が
大切なのだと思います。

犬が単に甘やかすだけの人よりも、
怒られたとしても、一定のルールのもと、
接してくれる人の方を好むのは、
犬が本当に求めているのは甘やかしてくれるだけの人ではなく、
自立の為に教えてくれる人だからなのかもしれません?
だから、犬の自己主張を反抗とか生意気だとか、
飼い主の事を嫌いになったとかマイナスに考えず、
心が成長した・・
心が発達する段階を迎えたのだと前向きに考え、
焦らずに待ってあげる事もとても大切な事みたいです(^^)
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