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察しない男、説明しない女

 2019-06-13
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昔、「話を聞かない男、地図が読めない女」と言う本が
話題になりましたが、
「察しない男、説明しない女」と言う本もあったので、
ちょっと読んでみました。

最近の脳科学だと
「右脳」と「左脳」の働きに大きな違いは無く、
実際は右脳と左脳で情報を交換しながら考えたり、
記憶の引き出しや書き込みをしているそうですが、
男性と女性の脳は?と言うと、
ホルモンのバランスによるものなのか、
明確な差や違いはあるみたいですが、
それは、どちらが優れている・・と言う事では無く、
ただの違いや差であるだけなので、
上下や勝ち負けの問題では無いそうです。

だから、男は察しない、女は説明しない・・と言っても、
必ずしもそうだとは限りませんし、
状況や環境、その時の考え方や捉え方によっても違うと思いますので、
そう言う傾向の差が見られる時もある・・・
ぐらいで考えるべきではないかと思いますが、
では、どうして、そうした差が生まれるのか?と言うと、
人類はまだまだ、狩猟採取生活で過ごしていた時間の方が長く、
男性は「狩り」を安全に効率良くこなす為に「上下」を重んじ、
「ルール」や「役割」を大切に考えますし、
女性は「子育て」を安全に効率良く行う為に「横のつながり」を大切にし、
その為には何よりも「共感」のスキルを高めて行く必要が
あったと考えられるみたいです。

それは、子供の頃の遊びからも見受けられ、
男性は「ルール」や「役割」があるスポーツ・・
「野球」や「サッカー」などを通じて
「みんなで目標を達成する為に
 自分の意志や考えを封印して頑張る」と言う事を学びますし、
女性は「おままごと」など勝ち負けが無く、
役割があってもその日によって交代して、
みんなで楽しく仲良く過ごす事を目的とした遊びをする事を学びますが、
そうした遊びを好む、
本来、持って生まれた傾向とその後の経緯の差が
男女の考え方やモノの捉え方の違いを
大きくしてしまっているのかもしれないみたいです。

例えば、
女性と会話をしていると、
「職場の〇〇さんが・・」と何の説明も無いまま、
聞いた事も無い女性の話をし出したりしますが、
そう言う事が何度も続くと、
男性としては、
「また、説明も無いまま、話しだしたよ・・
 こうなると長いんだよな~
 仕方が無いから聞いているフリをしちゃえ」となったり、
あるいは、
「こっちはその女性の事なんて聞いたこともないのに
 なんの説明もないまま、話すと言う事は
 自分との話を大切に思っていないのか?」
と、自分の存在を軽く見られているようで怒ったり、
または、その話に対して
最適な答え・・ヒントや解決法を
見つけてあげようとしてしてしまいますが、
それは、会話自体を楽しんだり、
自分の気持ちや考えを分かって欲しい・・
共感して欲しいと言う女性の望みとは異なる行為なので、
男性は男性的な正解を出しているつもりでも、
女性からしてみると、それは欲しい答えではない・・・
となってしまう事も多いみたいです。

逆に男性側が
「俺、今度、大きなプロジェクトのリーダーになったんだ!」
と言った時、「へぇ~、そうなんだ、頑張ってね」ぐらいで終わってしまい、
反応が薄くてガッカリ・・なんて事もあったりします。

男性としては自分を褒めて欲しい・・
頑張って結果を出した事を認めて敬って欲しい・・
と言う望みがあると思いますが、
女性は元々、人の上に立って目立つ事を嫌う為、
強い責任を負ってまで人の上に立つ気持ちがイマイチ、分からなくて、
凄い事だとは思うし、共感もしてあげたいけど、
あんまり調子に乗せると態度が大きくなるからな・・
なんて思って、リアクションが薄くなってしまう事も
あるのではないかと思います。

そんな感じで、
男性の会話のゴールは「結論」であり、
女性の会話のゴールは「気持ちの交換」である為、
もし、男性が女性の話に耳を傾ける時は、
女性がどんな気持ちを分かって欲しいのか?
を焦点に充てて、話を聞くのが良いみたいだし、
女性の場合は、男性に伝わり易い話し方として「結論」から話したり、
「ポイントは3つあります」と言って提案をしたり・・と、
意識してみるのも良いみたいです。

また、こうした「考え方」や「気持ち」の違いからくる
「正解の違い」は犬に対してもあると思います。

例えば、男性の飼い主さんが犬の行動の問題に対する時、
「こうしていれば良いんだ」とか
「なんでこれができないんだ」と、
結論を重視した教え方になったりしてしまいがちですが、
そこは、もう一歩、引いて、落ち着いて考え、
間違いや正解だけを伝えるのではなく、
「どうしてこの子はできないのだろう?
 どこが分からなくて、何に悩んでいるのだろう?」と、
犬の気持ちや考えを察してあげる必要もあるのではないかと思いますし、
女性の場合は犬の気持ちや考えに共感し、
察してあげるのは大切なのですが、
共感して察してあげるだけでは、
困った行動は無くならないと思いますので、
「では、どうしたら良いのか?」と、
「どうしたら、できるようにさせてあげられるのか?」と、
理論立てて考えたり、
順序立てて教えてあげるのも良いかと思います。

まぁ、共感や察する力が強いと、
相手が少しでも嫌がっていると
「無理強いをしている」に感じてしまってできない・・
と言う事もあったりしますから、
その犬の将来の事を考えてあげて
少しずつ少しずつ、無理のない範囲から
段階的に教えてあげる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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