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目標だけでは続かない

 2019-03-03
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最近は「働き方改革」が導入されて、
「残業をしないように」と上から指示をされる・・
なんて話をよく聞くようになりました。

残業が当たり前で土日も休みがない・・
と言う人には良い傾向かもしれませんが、
「残業をしないと稼げない」と言う人にしてみれば、
残業手当がつかなくなるのは死活問題で、
結局、Wワークをしなくてはならなくなり、
移動時間なども含めて労働時間が長くなり、
逆に身体に無理をさせてしまう事にも・・

また、会社としても一人当たりの労働時間が減った分、
人員を増やさなければならなくなったけど、
人なんて急には集まらないので、
長く働いている人よりも
新規の人の方が労働条件が良くなったりする事も・・

会社は労働時間を削りたい・・
でも、働ている人は少しでも長く働きたい・・
会社と労働者の間に働き方に対する
ズレや対立が生まれている感じなので、
何時から何時までの間に仕事が終われば
少しプラスのお給料をあげますが、
もし、時間を超えてしまったら
段々と給料は減って行きますし、
パフォーマンスの低い仕事をしても
減給の対象となりますので
時間内にきちんと仕事をして終わらせて下さい・・
と言う風にしてみると、労働時間を超える事もなくなると思いますし、
お互いにとって良い結果になるのではないかと思います。

しかし、会社や上司が改革を提示した時、
最初はその流れで進んで行くものの、
しばらくすると、いつの間にか元に戻っている・・
なんて事も多いです。

会社が会社としての利益を考えると、
従業員としては、
「あれ?これって自分たちにとって不利な改革だぞ」となり、
急に非協力的になったり・・
また、そんな風に従業員から不平や不満の声が聞こえてくると、
上司も無理強いする事ができなくなって、
結局、元のやり方に戻してしまったりしますが、
そんな感じで痛みが伴う改革を行おうとするけれども
みんながみんな、自己防衛に走ってしまう為に
改革が行われないまま終わってしまう・・
と言うのを「組織の罠」と言うそうです。

でも、どうしてそうなってしまうのか?と言うと、
「行動」ではないものを
ABCの三項随伴性の枠組みとして取り入れてしまっているから・・
かもしれないみたいです。

ダイエットなども「痩せた自分」を想像する事が、
辛いダイエットを続ける動機としようとしますが、
段々と「理想の自分」を求める気持ちよりも
日々の辛い制限や運動を止めたいと言う気持ちの方が強くなって、
途中で挫折してしまう事は多いと思います。

つまり、
「希望」を動機として行動を続けさせるのは難しい・・
と言うか「行動」ではないものをABCの三項随伴性の枠組みとして
取り入れてしまうと行動は強化されませんので、
「実際の頑張り(行動)」に対して正当な評価や対価を与えるように
強化を用いるのが良いみたいです。

「テストで80点以上、取れたらご褒美をあげる」と言うのも、
子供の行動を強化する時に言ってしまいがちですが、
これだけでは、行動を強化して行く枠組も・・
勉強以外の行動を弱めて行く枠組みも作れませんので、
強化や弱化を用いて成績を上げようとするのであれば、
「一日に2時間、勉強をする」とか、
「テストの一週間前からはスマホを使う時間を減らす」
などと言った行動の目標を立て、
それができたら、小さなご褒美をあげて、
最終的にテストで80点以上が取れたら
望み通りのご褒美を与える‥と言うのが良いみたいです。

犬のしつけを行う時も
「犬を良い子にする」と言った目標を立てる事は多いと思いますが、
それだけでは長続きしないと思います。
だから「良い子」の具体的なイメージ・・
「どうなったら良い子と言えるのか?」を明確にする事で
そこを目指す道のりも見えてくると思いますし、
あとは、それを実現化する為に、
どうやって「強化」と「弱化」を用いて行くか?
を考えれば良いと思います。

会社や上司も改革を望むのなら、
改革をする事を目標とするだけではなく、
そこに至る為の道筋・・
従業員が「改革をやりたい」を思えるような「報酬」を
「望ましい行動」に対していかに的確に与えられるか?
が大切になってくると思いますし、
逆に言うと、改革を阻むような行動に対して、
いかにデメリットを与えられるか?も
考える必要があると思いますし、
そこは、犬に何かを教えたい時も一緒なので、
犬自身が「やりたい」と思えるように
導いて行ってあげるのが良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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