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多動や衝動的行動の裏にある愛着の問題

 2018-11-17
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保護犬の中には、叱られたり、
行動の問題を力で抑え付けようとすると、
暴れて噛み付いてくる子も居たりします。

自分の思い通りに行かないと、
吠えて、暴れて、噛み付いてくるので
「かんしゃく持ちの子」とされてしまう事もありますが、
実はそう言う子でも生まれながらにして
「かんしゃく」を持っているわけではなく、
「不安定な愛着」が原因で
そうした行動をするようになってしまった・・
と言う事は多いのではないかと思います。

人間の子供でも幼い頃からお世話や愛情が不足していた上、
親からの過干渉を受け、
無理強いや否定的な評価ばかりを受けていた事で愛着障害を抱え、
多動や衝動的な行動をするようになったので、
叱ったり、力で抑え付けようとしたら、
余計に暴れ、多動や衝動的な行動が増えてしまう・・
と言う事もあるのだそうです。

勿論、全ての要因が愛着障害にある決め付けてはいけませんが、
問題を改善して行こうとした場合、
「本質的な問題がどこにあるのか?」と言う事を見つけ、
有効な改善策を見つける為にも
「どんな病名なのか?」と病名を見つける前に
「愛着の問題」として考えて行くのが
良いのではないかと思います。

犬の「噛みつき」が頻繁に行われると、
「突発性激怒症候群」とされてしまう事もあるみたいです。
動物病院の先生からそう診断されたワケでは無く、
犬種や犬の行動だけを見て、
飼い主さんが「きっとそうだ!」と決め付けてしまって
犬の行動の問題の改善を諦めてしまう事もありますが、
「愛着の問題」として考えてみて、
さらに「愛着の問題の要因の見立て」が的確に行えた場合、
同時に「問題の解決に必要な手立て」も見えてくるワケですから、
そちらの方が良いのではないかと思います。

まぁ、「かんしゃく」や「突然の噛み付き」など、
犬が怒りを表現したり、攻撃的な行動をしてくると、
飼い主さんとしては怖くなってしまい、
「なんとか怒りを抑えて欲しい・・」
「攻撃的な行動をしないで欲しい・・」と、
消極的な・・腫れ物を触るかのような接し方に
なってしまう事もあるかと思いますが、
病気では無い場合、「かんしゃく」や「突然の噛み付き」は
原因では無く結果であり、
そうした、病名がついているから
そう言う行動をしているのではなく、様々な要因があって、
そうした行動をしなければ自分の身を守れなくなってしまったから・・
あるいは、誰も何も教えてはくれなかったので、
感情の赴くまま、善悪も理解せずにそうした行動を
せざるを得なかた・・と言う事もありますので、
犬の行動だけを見て勝手にこう言う病気だ・・
と決めてつけたり、それにそれに囚われてしまって、
その他の要因や原因が見えなくなってしまうと、
問題の解決からは遠のいてしまうと思いますから、
ある程度、見立てはつけるものの、
常に「その他の可能性」を考えておく事も
大切ではないかと思います。 (^▼^)ノ
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