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愛着の問題は関係性から

 2018-11-09
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愛着に問題を抱えている子供は、
安全基地が得られない不安を埋める為に
モノなどを「移行対象」とする事も多いみたいです。

1人で留守番をしなければならない不安を
大好きなぬいぐるみを抱きしめたり、
話しかけたりする事で紛らわしたりする事は
多いと思いますし、
唇や髪を触ったり・・・と、
何かに触れる事で不安を和らげようと
する事もあると思います。

また、「愛着障害」が強いと、
モノを求める傾向があるそうですので、
ベッドや机の周りにモノを並べていないか?
と確認してみるのも良いみたいです。

犬の場合でも、おもちゃに凄く執着し、
取ろうとすると攻撃行動をしてくる子も居ますが、
その中には、そのオモチャを持つ事で
不安を埋めているケースもあると思います。
また、食べ物に対して強い執着心を見せて、
食べ終わったお皿を取ろうとすると
噛みつかれるので取る事ができない・・と言うのも、
この食べ物を守らなければ、
次にまた、貰えるかどうか分からない・・
と言う不安や人間に対する強い不信感などが
影響している場合もあるのではないかと思います。

こうした犬の場合、
「どちらがリーダーか?」を示す為に
力でねじ伏せるように教えられる事もあるかと思いますが、
犬は「自己防衛」の為に行っていたりしますから、
そこでまた、飼い主さんが怖い行動をしてくると
余計に「自己防衛」の気持ちが強まって、
ますます、関係性が悪化してしまう事もありますから、
まずは、飼い主さんは「安心&安全な存在」だと
認識して貰えるように行動してみるのが良いと思いますし、
「自分は守られている」と言う事を理解すると、
犬も落ち着いて物事を考えられるようになったり、
過去の経験から「見通し」ができるようになって、
「おもちゃを渡しても返して貰える」とか
「ごはんは時間になれば、また、出てくる」
と理解してくれるのではないかと思います。

ーとは言え、飼い主さんがいくら愛情を与えていても
愛着の問題は起こってしまうそうです・・

それはなぜか?と言いますと、
「愛着」の問題は愛情を与えた?与えなかった?
と言った事では無く、特定の人との情緒的な心の絆・・
すなわち、「関係性」の問題だからだそうです。

飼い主さんがいくら「犬の為」と思って、
健康的なごはんを用意したり、
何度もお散歩に行ったり、
定期的に健康診断を行ったり、
犬の為のお洋服を用意したり、
キレイで清潔なベッドを用意したとしても、
犬が欲している時に欲しい愛情を与えていなかったり、
犬が欲していない時に
欲しくもない愛情を押し付けられていたりすると、
愛情のすれ違いが起きてしまいますので、
愛情自体よりも「やりとりのタイミング」が
大切になってくるそうです。

犬が飼い主さんと関りたいと吠えて要求した時に
オヤツをあげて黙らせたり、
犬がゆっくりとしていたい・・と言うタイミングで
他の犬と遊ばせようとしたり、
犬が移動したがっているのに、
飼い主さんは立ち止まっていつまでも長話をしていたり、
犬が褒めて欲しいタイミングで飼い主さんが見ていなかったり・・
と、一つ、一つは小さな事かもしれませんが、
犬が気分によって行動にムラがあったり、
飼い主さんが同じように声がけをしても、
その時によって効果が違ったり、
褒められても嬉しそうにしなかったり、
飼い主さんの顔をちっとも見なかったり・・と、
犬と飼い主さんの間で感情的なやりとりに大きな食い違いがある場合は、
「愛着障害」の可能性があるかもしれませんので、
犬が欲しいタイミングで情緒的なかかわりをしたり、
犬が欲しくないタイミングの時は
かかわり自体は止めるようにしてみるのも良いと思いますし、
その為には犬の行動をよく観察し、
その行動の意味を考えるようにして、
「愛情を与える」よりも「適切な関係性」を
重視してみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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