FC2ブログ

のびのび?グダグダ?

 2018-09-12
20180903_174238.jpg

「犬のしつけ」と言うと「オスワリをさせる」とか、
「散歩中は犬を横に歩かせる」など、
犬に指示や命令を与えて行動の問題を起こさないようにコントロールする・・
と言う感じだったりしますが、
それだと、犬の行動はコントロールできても、
飼い主さんが指示や命令が無ければ良い行動ができなかったり、
指示や命令が無いと行動の問題を起こしてしまったり・・と、
指示や命令ありきの関係なので、犬の心が段々と離れてしまったり、
ストレスから行動の問題が逆に大きくなってしまったり・・
と言う問題や批判が増えた為、
「のびのびとしたしつけ」が注目されて、
「叱らない」とか「褒めて伸ばす」と言った
教育法を行う飼い主さんが増えて行ったように思います。

トレーナーさんから「ああしなさい」とか
「こうでなければダメ」と言われるのは嫌だ・・
もっと自由に・・
もっと、のびのびと犬を育てたい・・
と犬の「個性」を伸ばして行った結果、
犬の教育方針がコロコロと変わったり、
犬が吠えても気にしない・・
他人に迷惑がかかるなら最初から行かなければ良い・・
と言った感じで「のびのびとしたしつけ」から
「しつけ」の部分が無くなってしまう事も
あったのではないかと思います。

武道でもスポーツでも「基本」は大切です。
「型稽古」や「反復練習」は堅苦しいですが、
それを続ける事で、基本的な動きを学ぶ事ができ、
身についた「基本」を軸にして「応用」ができたりもするのですが、
犬の接し方も一緒で、
犬がどう言う風に考えるか?
こう言う行動をした時はどうしたら良いか?
と言った基礎を学ばないまま、
「のびのびと・・」とか「犬の個性を」と、
自由に育てようとしても、
「軸」が無い為に色々とブレてしまう事もあるのではないかと思います。

「しつけ」とは
服を作る時のおおまかな目安として・・
後から外す事を前提とした「しつけ糸」から来ているそうですから、
犬を育てて行く時も「犬をどう育てて行くか?」の大まかな目安・・
そして、飼い主さんの指示や命令が無くても
きちんとした行動ができるように
教えて行くのが良いのではないかと思います。

犬の表情や身体の動きから
犬の気持ちを読み取る事ができるような基礎的な知識・・
そして、犬の気持ちが読み取れた後、
「では、どうしたら良いか?」を考え、
判断して、行動できる「スキル」などを学ぶ事が「土台」をなり、
それがあるからこそ、自分の犬に合わせて
臨機応変に対応を変えていける「応用力」や
「対応力」が身について行くのでは無いかと思います。

まぁ、犬の表情や行動から気持ちを読み取ろうとはせず、
指示や命令で犬の行動だけを変えようとする一方通行の教育法では、
犬の気持ちの読み取りや
それに合わせた様々な対応法は学べないと思いますが、
だからと言って、基礎も無しに
本に書かれた「解決法」だけを用いても、
それが、本当に自分の犬に合っているのかどうか?も分かりませんし、
犬がその「解決法」を上回るような行動をしてきたら
その「解決法」はもう、使えなくなってしまいますから、
「のびのび」や「個性を伸ばす」と言う事も大切だとは思いますが、
飼い主さんがまず、きちんとした基礎を学んでみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。

地方などでは強制訓練のトレーナーさんしか居ない・・
と言われたりする事もありますが、
今はインターネットの時代ですから、
自分の犬の様子を動画に撮って
信頼できるトレーナーさんに見て貰ったり、
それに合わせた対応法を
トレーナーさんが動画で撮ったりすれば、
距離が遠くても大丈夫では無いかと思いますし、
逆に距離が遠い分、飼い主さんの自主性は高まると思いますので、
「近くに良いトレーナーさんが居ないから・・」と諦めずに
犬の気持ちの読み取りや様々な対応の仕方を
教えてくれるトレーナーさんを探してみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ :心育て トラックバック(-) コメント(0)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫