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値段と価値の違い

 2018-09-02
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日本では子供に家事をやらせる時、「お手伝い」と言って、
本来、やる必要がない事を手伝って貰う・・
と言う感じになりますが、
子供でも家族の一員なのですから家の事をやるのは当然ですし、
子ども自身も家族の為に役に立ちたいと考えていると思います。

しかし、完璧主義の親は、
子供が仕事を手伝う事を不必要と言うか迷惑だと考えますし、
そうではなくても「子供は遊びが仕事」と言って、
子供に家の事をさせる事に罪悪感を感じてしまう事は
多いのではないかと思います。

しかし、どうして子供に家事をさせる事に罪悪感を感じてしまうのか?
と言いますと、自分もまた、親が家事を嫌々、しているのを見てきたからで、
「こんな大変で報われない事を子供にやらせるのは可哀相」
と思っているから、させられない・・
と言う部分も強いのではないかと思います。

しかし、子供が2歳ぐらいの頃から少しずつお手伝いをさせていれば、
子供が大きくなって、他の家の子供はそう言う事をしていない・・
と知っても、習慣によって手伝いをしてしまいますし、
責任を与えられ、判断する機会を与えられた子供は
自分の意思で自分の仕事を放り出したりはしなくなるそうです。

しかし、親が家事を嫌々、やっていると、
子供が「家族の為に頑張りたい」と思っている
行動に対して罪悪感を感じ、
「良い子だったからお小遣いをあげる」と
不必要な報酬を与えてしまう事は多いみたいです。

勿論、最初は家族の役に立てた事や
親にそれを認めて貰って、褒めて貰えて
さらにお小遣いを貰えた事に喜びを感じますが、
そうした事が続いて行くと、
「良い行いをすれば、必ずお金が貰える」と言った
間違ってメッセージを受け取ってしまい、
良い行いをした後は見返りを求めるようになり、
最後は見返りが得られないと
「損をした」と思うようになってしまう事も多いみたいです。

実際は善行を行っても誰も気づいてくれない事もありますし、
見返りを求めてしまうと「善行」でもなくなってしまいます。
また、世の中には子育てや親の介護など、
金銭的な報酬を得られない行いも多く、
だからと言って、そこに価値は無いか?と言うと、
金銭以上の・・金銭では得られない価値がありますから
金銭を基準に価値を計ってしまうのは違うと思いますので
お金やモノなどの報酬で行動を促がすのではなく、
家族の一員として自信と責任感を与え、
共感と協調性を育てて行った方がモノや金銭では左右されない
自分の意思や考えを持った大人になってくれるのではないかと思います。

また、こうした事は犬を育てている時にも
起こり得る事ではないかと思います。
犬も「家族の一員」と口では言っていても、
犬の気持ちや考えは受け入れず、
全てを飼い主さんの基準で決めてしまいがちですし、
犬が言う事を聞かないと、オヤツをちらつかせて
「ホラ、これをあげるから静かにしなさい」とか
「これをあげるからこっちに来なさい」と
犬を動かそうとしますが、
そこから犬が得るメッセージは
「飼い主の言う事を聞いたらおやつが貰える」であり、
そのうち、「おやつが無ければ動く価値は無い」となり、
最終的には「おやつの価値で動くかどうしようか決める」
となってしまう事は多いです。

だから、犬が言う事を聞くように、
「いつものおやつ」と「よりおいしいオヤツ」の二種類を用意して、
犬のご機嫌に合わせるか、
あるいは「そうした行為はおかしい」として、
「おやつを一切、使わないしつけ・・」
となってしまうのかもしれませんが、
「行動をして貰ったら報酬を与える」と言うのは、
対等の立場として当然の事であり、
おやつを用いるか?用いないか?よりも
おやつの与えた方、使い方について考えた方が良いのではないかと思います。

だから、犬に望んだ行動をして欲しいのならば、
飼い主さんが望む行動を犬に教えた後、
犬がその行動ができたらオヤツを与え、
しなければおやつを与えないようにするだけ・・
犬自身にどちらが良いかを考えさせ、
飼い主さんが望む行動が選べるように導いてあげるのが良いと思いますし、
それを長く続けて「習慣」にしてしまえば、
犬が望んだ行動をしても、報酬はランダムで良くなりますし、、
習慣になれば、犬もその行動をしたくなりますので、
お互いにとって良い結果になるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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