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ふつう、ビミョウ、分からない

 2018-07-16
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飼い主さんが犬の行動の問題で悩んで、
ドッグトレーナーさんの所へ訪れた時、
「こう言う事をしてみて下さい」とか
「これはしないようにして下さい」
などと言われる事もあると思います。

例えば
「犬の良い行動にはオヤツを与えて下さい」とか
「犬が吠えても反応しないで下さい」など、
犬への接し方を変えて貰う感じなのですが、
トレーナーさんから「できそうですか?」と問われた時、
「分かりました!」と笑顔で前向きに答えるよりも、
「多分・・」とか「やってみます・・」
と言った感じで消極的な反応を返してしまう事も
あるのではないかと思います。

これまで、犬のしつけでオヤツを使っていなかったり、
「犬が吠えたら叱る」を繰り返していたりすると、、
「オヤツなんかあげたらオヤツがないとやらなくなるのでは?」とか
「吠えても叱らなければ、ますます、吠えるようになるのでは?」
と言った疑問や懸念から表情が曇る事もあったりしますが、
どちらかと言うと「できそうですか?」と問われた時、
「できる」と答えて、いざ、やってみたらできなかった場合、
トレーナーさんから「怒られるのではないか?」とか
「呆れられて見放されるのでは?」思って
「多分・・」とか「やってみます」と言う答え方をしてしまう・・、
「やる気」は見せつつも。つい、「期待しないで下さい」
と言った態度をしてしまう事もあるのではないかと思います。

そんな感じで、答えをはぐらかされたりする事もあるみたいですが、
これは「教える側」と「教わる側」の関係において、
答え方によっては叱られたり、
注意されたりする可能性があるワケですから
危険回避の言葉や反応を用いてしまうのは、
ある程度、仕方がない事ではないかと思います。

子供に何かをやらせようとしたり、
「一緒にやろう」と声をかけた時、
反射的に「できない」とか「やりたくない」と言った
否定の言葉を発してしまう子も居たりしますが、
それは失敗する事を怖れているからで、
そんな風に子供が否定から入るのは、
親から結果ばかり問われてきたから・・だったり、
うまくできないと親に叱られてきたと言う経験が多かった為、
子供としては、なるべく失敗をするような事は避けたい・・
と思うようになってしまう事は多いみたいです。

高校生でも何かを聞くとすぐ、「分かんない」とか
「ビミョウ」とか「ふつう」と言った答えが返ってくる事がありますが、
それは、真面目に答えていないわけでも、
こちらの事をバカにしているわけでもなく、
最初にそう言う言葉を使って相手の反応を確かめているからみたいです。
勿論、表現力不足もあるとは思いますが、
逆に言うと、言葉の表現が少なくなってしまった裏には、
大人がすぐに「なんだ、その言葉は?」と叱ってしまう事で
言葉に自信が持てなくなってしまい、
大人との会話に苦手意識を抱いてしまう・・と言う事もありますので、
「正しい言葉遣い」や「場に沿った会話の内容」を重視するよりも、
まずは、沢山の会話をするようにしてみるのも良いそうです。

犬のしつけも同じで、
「正しさ」を第一条件として求めすぎてしまうと、
飼い主さんは失敗をする事もできなくなってしまいますので、
犬の健康や心に与える影響などは考える必要はありますが、
「とりあえず、やってみる」と言うのも大切ですし、
そうして、飼い主さんがノビノビとチャレンジできるようになる為にも
まずは、飼い主さんとトレーナーさんの間で、
飼い主さんの行動は注意をする事はあっても、
飼い主さんの人格や存在は否定しない・・として、
信頼関係を構築して行く事も大切ではないかと思います。 (^▼^)ノ
カテゴリ :心育て トラックバック(-) コメント(0)
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