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他人に無関心な人は自分にも無関心

 2018-06-02
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道徳の時間などで、
太郎君と花子さんが言い争いになった時、
「太郎君はどうしてそう言う事をしたのでしょう?」とか
「花子さんはその時にどう言う気持ちになったでしょう?」
などと子供に問いかける事はあると思います。

しかし、何故、「あなたはどう思いますか?」ではなく、
「太郎君はどうして?」とか「花子さんの気持ちは?」
と言う質問になるのでしょう?

勿論、感情移入をする事で相手の気持ちを思いやったり
自分の気持ちを言いやすくなるのかもしれませんが、
でも、それは太郎君や花子さんと言った
「他人の気持ち」や考えを推測するものであって、
「あなただったらどう思いますか?」と言った
自分の内側に対する問いとは大きな差があるように感じます。

「国語で作者の気持ちは?」と言う問題が出たりしますが、
「道徳」も「倫理的に正しい答え」を「正解」とする感じなのでしょうか?
でも、先生に怒られないようにその場は正解を考えて答えたとしても、
実際にその場面になった時にどう考え、判断し、行動するかは分からない・・
先生などの怖い存在が居るから倫理的に正しい行動をしても、
怖い人が居なかったり、特に罰則が無ければ悪い事をしてもかまわない・・
あるいは、無関心・無関係でいる・・と言うのであれば問題なので、
問いかけられた問題と直面させる為にも
「あなたならどうする?」と言う問いかけをする事は大切になってくるみたいです。

例えば、職場で問題が起きた時など、
「俺は知らない」とか「関係ない」と言う人も居ると思います。
でも、そう言う人は、
ミスが続いていて、自分の事を好きになれていなかったり、
みんなから「使えない人」と思われていいるのではないか?
と人間不信になっていて、「自己防衛」に必死になり、
みんなと一緒に問題を解決しようとは思えない
心の状態である事も多いと思います。

「自分の事が好きになれないから
 自分が周りからどう思われていてもかまわない」など、
自分を大切にできないから他者も大切にできず、
つい、無関心や無関係をふるまってしまいますが、
その結果、自分の立場をドンドンと悪くして、
余計に自分も他人も大切にできなくなってしまったりしますので、
まずは、自分の事よりも相手の気持ちを大切にするようにしてみる・・
と言うのが良いと思います。

他者を大切にできない・・他者にどう思われようともかまわない・・
と言うのは、相手に拒絶されたり、傷つけられるのが怖いから
自分から相手との距離を置こうとしている事も多いです。
つまり、「相手にどう思われるか?」と言う気持ちを優先させて、
相手がどうしてそう言う事を言っているのか?
相手は自分と話をする事でどんな問題を解決したいのか?
などと言う事を考えようとしないから、
相手との気持ちのすれ違いが続いてしまったり、
「誰が悪い」とか「とっちが悪い」ばかりになって
本当の問題解決にならない・・と言う事もあるのではないかと思います。

こうした事は犬を育てている時にもあると思います。
犬が行動の問題を起こした時など、
つい、自分可愛さに「俺は関係が無い」とか「犬が勝手にやった事」と、
無関心、無関係を装ってしまったりしますが、
飼い主さんがそうして犬に対して無関心や無関係な接し方をするとしたら、
犬は問題を解決する術を教えてくれる人も・・
自分の事を守ってくれる人も失うわけですから
犬との関係性はドンドンと希薄になってしまう事もあると思います。

また、犬に対する「甘やかし」などの「過干渉」も犬からしてみれば、
無関心・無関係と思われかねないので注意が必要だそうです。
本当に犬の事を思うのなら、叱ってでも止めたり、
犬が嫌がっていても我慢をさせるべき場面もあると思います。
しかし、「犬に嫌われたくない」とか「犬が可哀相」と言った
自分の気持ちを優先させて、言うべき事を言わない・・
やらせるべき事をやらせない・・と言うのは、
ある意味で無関心・無関係に映ってしまう事もありますから、
「自分がどう思われるか?」よりも自分の犬がこれから先、
自信を持って生きていく為にはどうしたら良いか?
と言う事を考えてみるのが良いのではないかと思います。

職場でもミスをした人をみんなで責めて終わり・・
と言うのでは、ミスをした人は
もっと緊張してミスをしてしまうかもしれませんし、
叱る上司と叱られる人を見ているだけで何もしない・・
と言った無関心や無関係もまた、
自分が叱られる立場になった時に「自分もそうだったから」と、
周りの人を信じられなくなる要因となりますので、
自分が困った時に人に頼れるように
他者が困っていたら自分に何ができるのか?と考えてみる・・
でも、それは「見返り」を求めての事ではなく、
自分の中で他者を信じる気持ち・・
自分を信じる気持ちを育てる為だとして他者とのつながりを重要視し、
「自分が相手の事をどう思っているのか?」と言う部分を磨いて行くのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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