パターン化のメリットと落とし穴

 2018-05-24
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オードリーの春日さんはドケチで
今でも風呂無し3万9千円のアパートに住んでいますが、
どうしてあのアパートに住み続けているのか?と言うと、
精神科医の名越康文先生が仰るには、
生活パターンが決まってしまっていて、
そこから外れる事を極端に怖がるからだそうです。

テレビなどに出る時は必ず頭を7・3にしてピンクのベストを着るそうですし、
オールナイトで喋る時は青いベストを着て、自分の事を「カスミン」と呼ぶ・・
そんな風に何かを演じていないとメディアに出れない人は、
物凄く暗い人で真っ暗な性格をそのまま外に出したら怖いので、
何かしらのキャラを立てようとしている・・と言うのと、
何かしら、自分なりの法則を作り、
そのルール通りにしないとどうにかなってしまう・・
と言う人のどちらかだそうですが、
春日さん自身が言うには前者の方に心当たりがあるみたいです。

また、春日語についても言及していて、
春日語を使うのは他者とコミュニケーションをしようとしているようで、
逆に閉ざしているからだそうです。
でも、他者に対する支配欲求は普通の人の3倍ぐらいあり、
春日語を用いてその場を支配していないと不安でしょうがないから
使っている可能性も高いそうです。

他にも風邪をひいた時に「風邪をひいた」と認識してしまうとダメなので、
「風邪をひいてない」と思い込む・・
「風邪をひいた」と言う現実を受け入れないようにして、
熱が39度あっても、普段通りの食事をして、
普段と同じくバイクに乗って移動をしているそうです。

そうした事は「観念」の世界に生きている人に多く、
「身体で感じた事」よりも「頭で考えた事」を主体にして生きているからだそうですが、
そうして強い気持ちで肉体を支配するような生き方は強そうですが、
逆に「悩み」や「ストレス」に襲われた時、
思考を中心で生きている人は、そこから抜け出せにくくなるそうですから
注意が必要な感じもします。

春日さんも芸人として売れていない時代から楽しく生きていると言っていましたが、
名越先生からすると、それは「幸せ」だと思い込もうとしている・・
「幸せではない」と自覚してしまうとどうにかなってしまうから、
「自分は幸せだ!」「幸せだ!」と自己暗示をかけて
ネガティブな思考を排除しているのかもしれないそうです。

でも、そう言う部分って誰にでもありますよね?
思考にしろ、行動にしろ、パターン化して今の生活を守ろうとし、
意識的にしろ、無意識にしろ「自分は幸せだ」と思い込む事で、
現実から逃避しようとしてしまう事はあると思いますし、
犬の飼い主さんの中にもパターンが決まっていて、
そこから外れる事を凄く怖がったり、
不安に思う人も多かったりすると思います。

犬も一定のパターンの中で暮らす方が安心しますが、
それに慣れてくるとパターンに飽きてきて
色々な事をしようとしてくる事は多いです。
でも、飼い主さんの方がパターンから外れる事に対して極端に不安を感じていると
パターンを守ろう、守ろうとして犬を叱ったり注意をしたりしますが、
犬は飼い主さんに新たな反応がある事・・パターンを外した事に強い喜びを感じ、
ますます、犬はパターンを壊そうと必死になったりしますが
そうなると、犬と飼い主さんの間の攻防は激しくなり、
関係性も悪くなったりする事は多いです。

また、状況的には悪くなっていても、
飼い主さんの頭の中ではまだ、そうした状況を受け入れられず、
「犬の行動の問題も一時的なものですぐに元に戻る」とか、
「犬が色々と問題を起こすけど、ウチは幸せ」と思い込もうとする事は多く、
その結果、対応が遅れて「私には手におえない」と
パニックになってしまう事もありますから
頭で考え過ぎずに自分の気持ち・・
「感じた事」に素直に目を向けてみる事も大切ではないかと思います。

自分1人ならまだしも、犬と一緒に暮らすとなれば
パターン通りに行かない事の方が多いです。
そんな風に飼い主さんの思い通りに行ったり、行かなかったり・・
犬の思い通りに行ったり、行かなかったり・・を繰り返す中で、
お互いの距離感も分かってくると思いますから、
まずは、自分の考えを無理に押し通そうとしたり、
犬が言う事を聞かない事に苛立ちや失望を感じるのではなく、
そうしたやり取りを沢山、繰り返す事を目指してみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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