手をかけないと後で苦労する

 2017-10-29
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犬の行動の問題で悩んでいる飼い主さんが多い一方で、
「ウチの犬は手がかからない」とおっしゃられる飼い主さんも居るそうです。

しかし、そうした飼い主さんのお話を聞いていると、
実際は犬に凄く気を使っており、犬が要求したらすぐに応える・・
など、犬の言いなりになっているから犬が大人しくしているだけで、
実は凄く手がかかっているんじゃない?と思われるケースもあれば、
犬が吠えても無関心・・
ドッグランで他の犬に駆け寄ってはマウンティングをし、
相手の犬や飼い主さんが迷惑そうな顔をしていても知らんぷり・・など、
「手がかからない」じゃなくて「手をかけてない」と言うような飼い主さんも居たりして、
実は問題行動で悩みを抱えている飼い主さんの犬よりもよっぽど問題だらけ・・
と言う事は多かったりするみたいです。

そんな風に犬を放任している飼い主さんは、
「自分は飼いたくて犬を飼っているわけではない・・」とか
「自分の方が被害者だ・・」と思っているケースも多く、
基本的に聞く耳が無かったりしますが、、
犬に過干渉をする事で行動の問題を起こさせないようにしている飼い主さんも
「うちの子はまだ小さいから」とか「大きくなったら落ち着く」と思っているのか、
問題の大きさに気づかない・・気づこうとしないまま、
何年もその状態を続け、結果、いつまで経っても自分の犬が社会適応ができない為、
あまり、お外で見かけなくなる・・・と言う事も多いみたいです。

では、そうならない為にはどうしたら良いのか?と言いますと、
「ルールを作って守る」が重要になってくるそうです。

犬に吠えて欲しくないのであれば、
どんなに犬が吠えても相手をしない・・とか
吠えたら誰も居ない部屋に連れて行って好きなだけ吠えさせる・・
などの「ルール」を作って、それを徹底する。

どうして、犬がその行動を繰り返すのか?と言うと、
そこには、犬なりのメリットがあって行動をしてるのですから、
その行動に対してメリットを与えない・・
あるいは、メリット以上のデメリットを与える事で、
「その行動をしても良い事はないんだ」と分からせる事が
「して欲しくない行動」を止めさせるポイントになると思います。

しかし、問題は犬がその困った行動をした時、
飼い主さんが犬にメリットを与えてしまうのは何故か?と言うと、
飼い主さん自身もまた、その行動に対してメリットを感じている・・
と言う事もあったりすると思います。
例えば、「人前では吠えて欲しくない」と言う気持ちから
犬にオヤツをあげてしまったり、
「犬を叱ったら可哀想だから」と言う気持ちから
犬の行動の問題を容認してしまったり・・などです。
でも、それは、飼い主さん自身が「ルール」を破っていることになりますから、
それでは、犬もルールを守ろうとは思わなくなってしまいます。

勿論、ルールを決めたのだから絶対、遵守・・
と、一方的にルールを押し付けてもダメで、
犬がルールを守れたら褒めたり、オヤツを与えたり・・と、
「ルールを守った方が良い事がある」と教えてあげて、
ルールありきの暮らしではなく、お互いがより良く・・
楽しく暮らせる為のルールだと言う事を認識させてあげるのも良いと思います。

ーとは言え、ルールを徹底したり、
徹底させたりするのは大変だと思いますが、
「手をかけない」と言う育て方は最初こそ楽に思えるものの、
最終的には、後回しにしてきたツケが自分に返ってくる事になるのですから、
思い立ったら、無理の無い範囲から始めてみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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