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メンタル・リハーサル

 2017-10-22
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お散歩中、「自分の犬が吠えてしまうから」と言う理由で、
早朝や夜中など、人の居ない時間帯にお散歩に行かれている
飼い主さんも多いと思います。

でも、どうしているのか?と言いますと、
自分の犬が吠えた事で非難めいた目で見られたり、
心ない事を言われた経験をしたから・・と言う方も多みたいです。
普通、そうした嫌な記憶は忘れたいから思い出さないようにしますが、
あえて、その時の事を思い出してみると
「うるさい!」と大声で怒鳴られたり、
「しつけもできないのか?」とバカにしたような口調で言われたり・・と、
思い出すだけでも、怖くなったり、不快な気持ちになったりしますが、
でも、冷静になって考えると、犬が吠えてしまうのは、
ある程度は仕方がないのではないかと思います。
勿論、2階のベランダから犬を一日中、吠えさせている・・など、
常識外れな行動をしているのならともかく、
お散歩中に犬を見ると吠えてしまうぐらいはあると思いますし、
相手の犬を見せたまま、吠えを止めようとしなかったり、
吠えている犬を人や犬に近づけて行く・・と言うのならまだしも、
犬を吠えやませようとしているけど、
まだ、犬も飼い主さんもどうしたら良いのか?が分からなくて、
対応が遅れてしまっているのだとしたら、第三者的に見て、
そこまで、一方的に責められるような問題では無いと思います。

なので、こちらも飼い主としてはまだまだかもしれないけれど、
相手の人だって完璧で完全な存在なワケではないのだから、
相手に不快な思いをさせた部分は反省するべき点だと思うけど、
相手の主張を100%、こちらが請け負う義務はないので、
相手との距離をうまく取れるように考えてみるのも良いと思います。

中には大きなストレスを抱えていて、
相手のミスや失敗をみつけると、ここぞとばかりにバカにしたり、
見下す事でストレスを発散しようとする人もいたりします。
そんな人に言われた事に反応し、怒ったり、
落ち込んだりしてもなんの得もありませんし、
その結果、人の居ない時間帯にお散歩をする事になり、
お散歩の時間も限られてしまうし、
自分の犬のコミュニケーションスキルを育てる機会も失ってしまうとしたら、
自分達が損をするだけになってしまうと思います。

だから、気持ちを切り替えて、明日からは自分の行きたい時間・・
行ける時間にお散歩をするようにしてみよう・・
と考えてみるのも良いのではないかと思います。

また、そうは言っても、心で決めただけでは、
不安の方が大きくなってしまって、実行に移せない事も多いですから、
そうした事があった時の為に、
あらかじめ予習や練習をしておくのが良いそうです。

例えば、お散歩中に犬や人が近づいてきた場合は
少し相手との距離を開けるようにしつつ、
犬の名前を呼んでオヤツをあげてみるようにしてみよう・・
と、あらかじめ考えておく・・
それでも、犬がオヤツよりも犬や人の方に興味が行ってしまう場合、
まだまだ、相手との距離が近いと言う事ですから、
もっと離れた距離から犬の名前を呼んでオヤツをあげ、
犬の気持ちを切る練習をしてみたり、
あるいは、犬や人が居ない時も練習をして、
「名前を呼ばれる」と言う事に対する興味や価値を高めておく・・
と言うのも良いと思います。

また、犬を近づけてくる人には、あらかじめ、
「うちの子、吠えてしまうんです」と言って了承を得てみたり、
あるいは、自分から「こんにちは」と
笑顔でご挨拶をしてみる・・と言うのも良いのではないかと思います。
そして、もし、心無い事を言われたとしても動揺したりせずに、
謝るべき点は謝りつつ、「今は練習中なんです」と
自分の気持ちをしっかりと伝えてみるようにしたり、
あるいは、相手の人がこちらの意見を聞かず、
一方的にこちらが悪いと言う決め付けで喋ってくる場合は、
「今は何を言っても相手を怒らせるだけだから、
 とりあえず、謝ってその場を去るようにして、
 自分の犬の行動が改善されてお話をするチャンスができたら、
 ”実は・・”と言う風に話してみたら、
 今後、同じような”決め付け”で悲しむ飼い主さんが
 減るかもしれない・・」などと、具体的かつ実感的に
イメージしてみるのも良いそうです。

演劇や発表会などを行う前は本番をイメージして
予行練習(リハーサル)を行うと思いますが、
同じように、お散歩中など飼い主さんが苦手とする事を
具体的にイメージして対応策などを考え、
予行練習をしてみる事を「メンタル・リハーサル」と言うそうです。

まぁ、演劇や発表会などは、
あらかじめ作られた台本などを読んで演技をするだけですが、
お散歩中など何が起こるか分からない場合は、
接客の仕事などと同じように、
自分の行動の流れを決めてつつ、この時はこうする・・とか、
こうなったらこうする・・などと、
臨機応変に対応できるように考えておくのも良いのではないかと思います。

そんな風にお散歩中の問題の多くは「対人関係」であり、
「人に怒られるのが怖い」とか
「人にバカにされたり、恥をかいたりしたくない」などの気持ちから、
人を避けるようになってしまう事もありますが、
怒られるのが怖いから怒られないように人を避けたり、
怒られないで済むような事ばかりをしていると、
犬と自分の世界を狭めてしまう事になりますし、
最初からなんでも上手くできるわけでは無く、
最初は失敗したり、恥をかいたりするのが当たり前なんですから、
人間は不完全だし、誰しも知っている事よりも
知らない事の方が多いのだから・・・
と言うぐらいの気持ちでいた方が気持ちが楽になると思います。

逆に、人にバカにされたり、
恥をかくような行動をワザとしてみるのも良いそうです。
そうすると、他人は思ったよりも他者の事を気にしていない事が分かったり、
バカにされたり、恥をかいたりしても、人生が終わるわけでは無いので、
心に余裕が生まれたりするそうですから、そんな感じで色々な経験をしつつ、
もし「~であるべき」のような「謝った信念」を押し付けられた場合は、

「人迷惑をかけてはいけない」→「人はお互いに迷惑をかけあいながら生きている」
「失敗をしてはいけない」→「失敗しつつ学んでいく」
「飼い主、失格ね」→「それは、あなたが決める事ではない」

と、心の中で変換をしてみたり、
普段から「こう言う風に言われたけど本当かな?」と自問自答しつつ、
自分の気持ちと考え方を整理してみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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