非合理的な「思い込み」に気をつける

 2017-10-19
02DSC00013.jpg

人生の困った問題に対して、
自分を心理的・感情的に混乱させるのは他の誰でもない、
自分自身なのだそうです。

感じ方は考え方に大きく影響される・・
すなわち、感情的反応・・「結果」は「できごと」によって決まるのではなく、
意識的・・無意識的な・・自動化された考え方の習慣によって決まるのだそうです。

例えば、他者との関係を上下に見ている人は、
「この人になら言われても良いけど、
 この人には絶対に言われたなく無い」と言う気持ちが強い事が多いです。
だから、同じ言葉でも「コイツにだけは言われたくない」となり、
カッとなって喧嘩に発展してしまう事もありますが、
それは、それを言った相手が自分よりも格下の人間だと思っているから、
「絶対に許せない」となってしまうのだと思います。

「他者との関係に上も下も無い・・
 あの人はあの人で自分は自分・・・
 まぁ、多少、常識が無い所もあるけれど、
 そのせいで苦しかったり、生き辛かったりするのはあの人の問題」
なんて思えるようになれば、特に怒りを感じる事もなくなり、
別々の「課題」に取り組む「仲間」とすら、
考えられるようになるのではないかと思います。

では、傷つけるような事を言われた時、
言った人に罪や責任は無いのか?と言いますと、
心理的な苦痛を与えられたのですから、
法律的、倫理的な責任を取らせるべきだとは思いますが、
最終的に自分の心を整理し、
穏やかに過ごして行けるかどうか?は自分自身の問題ですし、
それはできる事だと思います。

勿論、「考え方の癖」は「習慣」となってしまっていますから
簡単には変えられませんし、意識しないと、
自分の「癖」にすら気づかない事も多いです。
でも、「気づき」があり「努力」と「練習」があれば、
自分の思考の癖を変える事は可能なのだそうです。

では、「気づき」を得る為にはどうしたら良いか?と言うと、
物事に対し、
「絶対に~でなければならない」とか、
「~であるべき」とか「~であるはずだ」とか
「~であってはならないとか「~ではないはずだ」とか、
「~などありえない」などの「決め付け」が起きている場合、
それは、非合理的な「思い込み」である場合が多いそうです。

特に対人関係のトラブルは
こうした「思い込み」」から起こる事は多いですし、、
犬を育てる時に「過剰なしつけ」や「甘やかし」に陥ってしまうのも、
こうした「思い込み」が要因になっている事は多いように感じます。
その考え方が絶対でそれ以外の考え方はできないし思いつかない・・
そうしなければ良くない事が起きる・・など、
そうした「思い込み」は
幼い頃の親の教育の影響などもあるのかもしれませんが、
そればかりだと視野が狭くなりますし、
犬に教える時も余裕を失ってしまいますから、
「~だといいな」とか「~であるとさらに良い」とか、
「どちらかと言うと~の方が良いな」とか、
「なるべく~であって欲しい」など、
自分の望みを「提案」と言う形で捉え、
「そうなって欲しいけど、
 絶対にそうでなければならないと言うワケではなく、
 でも、そうなる為の努力やサポートは続けて行く」
と言うのが良いのではないかと思います。

例えば、自分の犬が他の犬を見ると吠えてしまう・・
他の犬のように仲良くはできないからその犬がダメなのか?
と言いますと、多少、犬とのコミュニケーションスキルは低いけれど、
その犬が「存在してはならない」と言う事にはなりません。
まぁ、中には「トイレを覚えない」とか「問題行動を起こす」と言う理由から
「ダメ犬」と言うレッテルを貼って犬を捨ててしまう人も居ますが、
そう言う人ほど、自分自身の事も「~でなければダメ」と思っていて、
犬のしつけをできない自分の事を認められない・・受け入れられないから、
自分をダメ認定する事になってしまう犬と向き合えなくなってしまい、
犬を捨てると言う事で弱い自分を守っているのかもしれません?

でも、その弱さがどこから来ているのか?と言うと、
「絶対に~でなければならない」と言った、
非合理的な思い込みからかもしれませんので、
「自分の犬はできない事も多いけど、
 それはこれから少しずつ教えて行けば良い・・」
と言う風に「できるから良い」とか「できないからダメ」ではなく、
「これからどうして行くか?」と言う「行動」で考えて行くようにしてみれば、
「できないヤツはダメで、生きていく価値なんて無い」などと言う思考にはならず、
自分に対しても、犬に対しても、
寛大で優しく接していけるようになるのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫