続けるためのしくみ

 2017-09-08
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よく「やる気を出せ」と言われますが、
「やる気が出ない」のは「やる気が無いから」ではなく、
「どうしたら良いのか?」が分からないから行動ができなかったり、
「行動する事によってどのようなメリットが得られるのか?」
が分からなかったりするなど、
「良い結果になる為のビジョン」が見えないから行動する気が起きない・・
と言う事もあるのではないかと思います。

同じく「常識が無い」と言う言葉もよく使われますが、
実は「常識」と言うのは世代や個人によって全く違うものなので、
あたかも「共通認識」のように
「常識で考えれば分かるだろう?」とか
「常識を知っていれば当然」と言って切り捨ててしまうと
かえって「共通認識」が作れなくなってしまうと思いますので、
「伝えるべき事」は「やる気を出せ」や「常識があるか?ないか?」ではなく、
「結果に直結する具体的な行動」ではないかと思います。

犬の飼い主さんの中にも犬の行動の問題で悩んではいても、
だからと言って自分の行動を変えるか?と言うと、
そこまでには至らない人も多いです。
それは「どうしたら良いか?」が分からないのかもしれないし、
「どうしたら良いか?」が分かってはいても、
「そこから得られるメリット」が魅力的に思えないから、
行動にまでは移せない・・と言う事もあるのではないかと思います。

悩んではいても、頑張ってまで得たいと思えるような
「強いメリット」が感じられず、
逆に何もしないまま過ごしていれば、
犬も歳を取って大人しくなるので行動の問題も無くなるだろう・・
と言う、ネガティブなのかポジティブなのか分からない判断をし、
「何もしない」と言う行動を選択し続けてしまいますが、
その結果、「犬と一緒に何かをしよう」とはならない為に
犬との信頼関係も良くはならず・・
何もしないので楽と言えば楽だけど、なんだか物足りない・・
と言う気持ちになってしまっている飼い主さんも居るのではないかと思います。

でも、だからと言って、その飼い主さんがダメな飼い主さんか?と言うと、
そんな事はないと思います。
ただ、自分の行動を変える方法を知らないだけだったり、
「コスト」に見合うだけの「メリット」があるのに、
それを上手に説明して貰えていない事もあるからです。

単純な話、頑張る事によって得られる「楽しい事」が
「苦しい事」よりも多ければ、その行動は続いていくと思いますが、
「犬のしつけ」と言うと、どうしても「怖い」とか「大変」とか、
「犬が可哀想」とか「努力」などのマイナスのイメージがあり、
そのせいで行動をする頻度は下がりますし、
行動をしなければ「楽」なので「行動をしない」と言う選択が増えてしまう・・
と言う悪循環になっている事も多いと思います。

だから、「望む行動」をより多く選択し、
行動をし続ける為には、その為の「しくみ」が必要だそうです。

「自分は犬とどう言う暮らしをしたいか?」とか
「どう言う関係性になりたいか?」と言う事を紙に書いて
部屋に貼っておくのも良いと思いますし、
自分の行動に対し、頑張ったら自分に対してご褒美を与えつつ、
サボったら、何かしらのペナルティーを自分に課す・・
と言うのもありだと思います。

勿論、そうなると自分で作った「ルール」に縛られ、
「ルールの為に頑張る」と言う風になって
「楽しさ」が失われてしまう事もあったりしますので、
「犬とのより良い暮らしの為」と言う部分を忘れないようにしつつ、
自分なりの「嬉しい」や「嫌な事」を用いて、
「続けるためのしくみ」を上手に使ってみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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